きょうの聖教新聞 2010・5・30
★名字の言
▼忙しさの中、とかくおろそかになりがちなのが「準備」の時間。準備不足の出たとこ勝負で、一度は乗り切れたとしても、いつまでも続くわけがない
▼翌日の準備を心掛けるだけで、自身の目線は明日を見つめることになる。準備の家庭で一日の動きを想像すれば、実は心に余裕も生まれる
▼幸田露伴は『努力論』の中で、努力には二つあると定義した。一つは「直接の努力」。もう一つは「間接の努力」で、それは「準備の努力」だという。努力が結果を伴わない場合は、努力の方向が悪いか準備を怠っているか、どちらかであると指摘する
▼直接の努力だけでは空回りになることもある。結果が伴わないと、「こんなに頑張っているのに・・・」と自分の努力を否定する気持ちに陥ることも。まずは資料のポイント確認や、対話相手に応じた論点整理など、できるところから始めてみよう
▼戸田先生は言われた。「闘争を開始するからには、それだけの準備と決意と闘魂をもって、断じて勝つのだ!」と。「準備の努力」が「決意と闘魂」にかみ合ったとき、人は何倍もの力を発揮することができる
▼余裕があるから準備をするのではない。勝つために、最善の準備を怠らないーそれが勝利への王道である。( 愁 )
★ロシア 「教授クラブ」SGI会長を顕彰
教育への貢献を讃え
★わが友に贈る
広布の大目的へ
祈って動いて
道を開くのだ!
今こそ勇猛精進で
勝利の波を起せ!