きょうの聖教新聞  2010・6・16

 
 
★名字の言
 
▼本紙・生活ワイドのページで連載された「わが家流でいい!ほがらか介護」が終了した。以来、編集部に寄せられた便りは1000通を超える。「連載終了は残念」「本当に勇気づけられ、励まされた」など、多くの感想を頂いた
 
▼反響の中には①介護に携わる私たちの気持ちを代弁してくれて、嬉しかった②つらい日々の中、憎しみや恨みの感情すらわき、落ち込んでいた気持ちを救ってもらった③苦しんでいるのは自分だけじゃないと知り、心が軽くなったーと共通した内容も
 
▼確かに「介護の仕方」のような具体的なアドバイスも役立つ。しかし、連載が読者の方々の心に届けえたのは、介護に携わる中での「共感」「安心」「癒し」だったのではないだろうか
 
▼これは、子育てや日ごろの人間関係にも通じる。多くの人は、悩みへの「答え」を求めているようで、実は悩んでいる自分の気持ちや心に「応え」てくれる人や言葉を望んでいる。連載執筆者の羽成幸子さんは、「人生の数だけ介護の方法はある」と語る。もっとこうしておけば・・・と悩むより、おおらかな肯定感を大事にしたい
 
▼まずは、悩む心に寄り添うことを心掛けよう。心を受け止め、心に応ずる振る舞いが、何より、求められていることを忘れずに。( 悠 )
 
★中国・福建省屈指の名門 集美大学が決定 池田名誉会長を名誉教授に
 中日友好の精神的支柱
 
★わが友に贈る
 師子王の埼玉よ!
 希望の大哲学を胸に
 勇気と勝利の大行進を!
 不屈の民衆の底力で
 師弟の金字塔を築け!