きょうの聖教新聞  2010・6・15

 
 
★名字の言
 
小惑星イトカワの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」が13日深夜、60億キロの旅を終え、地球に帰還。はやぶさ本体が大気圏に突入して燃え尽きる前に切り離した耐熱カプセルが14日、オーストリアで回収された
 
▼今後、カプセルにイトカワの砂が入っているかどうかに期待が集まるが、月以外の天体に着陸した探査機が地球に戻ってきたこと自体、世界初の快挙だ
 
▼2003年の打ち上げから7年。当初は4年で帰ってくる予定が、イトカワに着陸した直後から約2ヶ月間も通信が途絶えたり、4台あるエンジンのうち3台が動かなくなるなど、相次いで深刻なトラブルに
 
▼だが、関係者の機転と粘り強い運用管理で危機を乗り越え、満身創痍ながら見事に帰還ーその姿に、宇宙航空研究開発機構JAXA)には「あきなめない大切さを知った」等の声が寄せられている
 
▼どんな挑戦においても、その成否を分けるのは、取り組む人間の一念だ。池田名誉会長は「戦いは『執念』である。あきらめないことである。砂を噛んでも、岩に爪を立てても、断固として、目標に向かって前進する。この死に物狂いの執念があるところが、最後は勝つ!」と。挑戦とは、自身の心に潜む不可能の壁を打ち破ることだ。 ( 明 )
 
★南米ボリビア屈指の教員養成の名門  国立マリスカル・スクレ教育大学 SGI会長に「特別感謝状」
 同大学の創立101周年記念式典で授与
 
★わが友に贈る
 仏法は勝負だ!
 「強盛なる祈り」 
 「異体同心の団結」
 「勇気と執念の行動」
 この要諦に徹し抜け!