2017-12-26から1日間の記事一覧

感謝の言葉」が心を温める 2017年12月24日

〈四季の励まし〉 「感謝の言葉」が心を温める 2017年12月24日 「ありがとう」の一言には、不思議な力がある。 人生を豊かにし、心の絆を限りなく広げる。 平和や友好といっても、他者への「感謝の思い」を伝えることから始まるのだ。 感謝と報恩の決意が、…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 十五 2017年12月23日

十二日、いよいよ山本伸一と四国青年部代表との懇談会当日である。 朝、作曲を担当する四国音楽隊の杉沼知弘が研修道場に来た。 彼は、これまでに四国の歌「我等の天地」、高等部歌「正義の走者」などの作曲を手がけてきた青年である。 杉沼は、歌詞を目にす…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 十四 2017年12月22日

四国研修道場で「香川の日」記念幹部会に出席した山本伸一は、引き続き、四国の首脳幹部らと打ち合わせを行った。 翌十一日も、フル回転の一日であった。研修道場に集って来たメンバーを激励し、高松市の勅使町に建設が進められている新四国文化会館を視察。…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 十三 2017年12月21日

四国の青年たちが企画・推進した平和行動展は、広宣流布の新しき道を照らし示す、一つの光明となった。 ただ指示されて動いていたのでは、未来の開拓はない。 「前進を阻んでいるものは何か」「時代、社会の課題は何か」を読み取り、積極的に、絶えざる挑戦…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 十二  2017年12月20日

徳島講堂を午後二時半に出発し、香川県・庵治町にある四国研修道場へ車で向かった山本伸一は、一時間ほどしたころ、ドライバーに休憩してもらおうと、喫茶店に立ち寄った。 その時、徳島から同行していた四国青年部長の大和田興光が、「四国青年部の代表と、…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 十一 2017年12月19日

一九一八年(大正七年)六月、板東俘虜収容所で、ドイツ兵の捕虜によって、「第九」の演奏会が行われた。 ベートーベンは、「第九」の第四楽章に声楽を導入し、ドイツの詩人シラーの詩「歓喜に寄す」を使った。 すべての人が兄弟になる──この「第九」のテー…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 十 2017年12月18日

山本伸一は、九日午後の飛行機で大阪を発ち、徳島空港に到着すると、そのまま徳島講堂へ向かい、落成記念勤行会に臨んだのだ。 彼は、勤行の導師を務め、懇談的に指導し、「冬は必ず春となることを確信して、勇気ある信心を!」と、強く呼びかけた。 皆、決…