きょうの聖教新聞  2010・5・17

 
 
★名字の言
 
▼一見、平凡に見えることを持続していくと、やがて非凡に通じていく。地道な努力を積み重ねた人が、人生の勝利者となる
 
▼「格に入て格を出ざる時はせばく、格に入ざる時は邪路にはしる。格に入格を出て、初め自在得べし」(『芭蕉文集』岩波書店)。松尾芭蕉俳諧の心得として述べた言葉である。格は規格の格で、基本のこと。基本を繰り返して学び、身に付けることが肝要だ。基本通りにできるようになれば、そこからその人なりの個性や独創性が発揮されていくもの
 
プロ野球王貞治選手を育てた、荒川博氏が語っていた。「人間というのは気の遠くなるような反復練習で、何かを会得することができる」と。有名な話だが、王選手は打撃の基本である素振りに徹した。一日1000スイングを超える素振りを実践していたという
 
★基本に徹することは、土台をつくること。土台なくして、どんな家も、どんな立派なビルも建たない。人生も同じである
 
▼人間革命の道にも、地道な生命練磨の修業は欠かせない。信行学の基本に徹して日々、実践を積み重ねていくことだ。御書に「深く信心を発して日夜朝暮に又怠らず磨くべし」(384ページ)と。一日一日が、新しい自分を創造しゆく日々でありたい。 ( 敬 )
 
アメリカ フロリダ洲の2都市が5月を「平和の文化の月」と宣言
 市長  SGIは行動する団体 平和への建設的歩みを讃え
 
★わが友に贈る
 「断じて勝つ!」
 この必死の祈りから
 すべては始まる。
 勝利の根本は
 題目だ!勇気だ!