きょうの聖教新聞  2010・6・1

 
 
★名字の言
 
ノルウェーの劇作家・イプセンの作品に『民衆の敵』(竹山道雄訳)がある。正義感あふれる医師が、町の温泉が毒に汚染されているのを発見、告発したドラマである
 
▼町長をはじめ利害にさとい人々は、この事実をデマとして隠蔽しようと画策を始める。その結果、民衆のために行動しているはずの医師は、糾弾された揚げ句、「民衆の敵」という烙印を押されてしまう。この作品ではイプセンは世論とは、党派とは、正義とは何か、を描こうとした。そして、多数派が必ずしも正義とは限らないという民主主義が陥りやすい問題点を鋭く指摘したのだ
 
▼戸田第2代会長が誕生した1951年、会員は約3千人に過ぎなかった。しかし、正義を貫く広布の運動は大きく広がり、今や創価の友は世界で活躍している
 
▼今日までの常勝の歴史には、正義であれば勝つだろうとの油断や甘さは、微塵もなかった。「勝ってこそ正義」と、あらゆる壁を打ち破ってきたからこそ、成し遂げられたのである。池田名誉会長は「あらゆる広布の戦に勝ちに勝って、その『現証』をもって、師弟の正義を証明してきた」と語っている
 
▼誰かではない。正義を正義たらしめるために、今こそ、と輝かしい完勝の歴史をつづっていきたい。( 喜 )
 
★最高の青春!民衆の太陽!
 学生部  結成の月(6月)を勝ちまくれ
 
★わが友に贈る
 朝に勝つことから
 一日の勝利が始まる!
 早めの就寝も大切。
 「月月・日日」に
 新しい決意で出発!