きょうの聖教新聞  2010・5・22

 
 
★名字の言
 
▼その国が発展するかどうか。ジャーナリストの池上彰氏には、自分なりの見方がある。街に大きな書店があり、そこに若者が大勢いるかどうかだ、という(『知らないと恥をかく世界の大問題』角川SSC新書)
 
▼約10年前、ベトナムホーチミンで、その光景を目の当たりにした。客足の少ない昼間の土産物屋では、店番の若者が貪るように読書していた。中国・北京でも、巨大書店の進出が相次ぎ、群がるほどの込みようだった。豊かな人的資源は、発展の原動力になる、と池上氏
 
▼国だけではない。あらゆる団体の発展の力となるのが、若い力だ。牧口初代会長は、時代と社会の行き詰まりの根底にあるのは、「人材の欠乏」と喝破した。そのためにも、御書を学び、池田名誉会長のスピーチを実践しゆく、自ら鍛えの青春が躍り出なくてはならない
 
▼大事なことは、青年は待っているだけでは育たないということだ。名誉会長は「一人一人と直接、会い、語り、励まし、ともに悩みを乗り越えていくなかでしか、人は育たないということだ。そして、「育てた人にも、人間としての力が磨かれる」と力説する
 
▼未来を開くカギは、こうした人間育成の繰り返しにある。その一人は目の前にいる。( 馨 )
 
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★わが友に贈る
 創価の英才たちよ
 大いなる夢を
 ありがとう!
 我らも朗らかに
 大ロマンの人生を!