きょうの聖教新聞  2007・7・25

★名字の言

▼圧倒的な大声量。関西の看板浪曲師である三原佐知子さんの迫真の“口演”を聴き、全身に感動が走った

▼この道53年。平和をテーマにしたオリジナル浪曲を、数多く発表してきた。広島の原爆で犠牲になった少女の心を歌う「はばたけ千羽鶴」、中国大陸での悲劇を題材にした「ああ残留孤児」、在日韓国人が育てる「異国の母」・・・・

▼“魂の絶叫”とでもいおうか。どの曲も、聴く人の心を揺さぶる響きを放つ。その三原さんが、舞台に立つ時の心構えを語っていた。「生半可な叫びで、人の心を動かせるわけがない」「権力、エゴ、差別・・・人を不幸にする魔性を吹き飛ばす!攻撃ならぬ“口撃”精神で臨むんです

▼仏法では、仏の声を「梵音声」(梵音深遠相)という。遠くまで届き、聞く人を喜ばせる。その「声」こそが、仏が備える「三十二相(32の優れた特質)」の第一と説く(御書1122ページ)

▼池田名誉会長は「声は剣」「声は弾丸」と語る。今こそ、私たちの正義と慈悲の大音声で、社会変革の大旋風を巻き起こす時だ

▼「新しいものは、常に高らかな声をあげる。そして、旧い世界を変えるのだ」(『周恩来選集』人民出版社)とは、大中国建設の父・周恩来総理の言葉である。( 誠 )

アメリカSGIが「平和の文化」連続講演会
 第1回はチョウドリ前国連事務次長
 原水爆禁止宣言から50周年を記念

★名誉会長アルバム 対話の十字路 第67回サンパウロ美術館 マガリャンエス館長
 正義の盟友を拡大せよ

★広島 安佐北文化会館
 来月18日に待望の開館式
 第1広島総県広島戸田県の安佐北区の拠点。

★わが友に贈る
 一人ももれなく
 尊き使命の人だ
 仏の如く尊敬せよ!
 互いに励まし合い
 前進の加速を!