きょうの聖教新聞  2009・2・28

★名字の言

▼文献の「献」とは賢人の意。本来、文献とは、書かれたものと、人によって伝えられたもの、その両方を指す。仏典に出てくる「知識」とは知人のこと。善知識とは良い友だちを意味する

▼文献や知識という言葉から、しかし今日、人間のぬくもりは、ほとんど抜け落ちてしまった。インターネットの普及は、その傾向をますます拍車を掛けている。匿名情報が横行するネット社会は、一面、虚偽と妄想の世界に化しつつあると言っても過言ではない

▼学ぶとは、師弟・学友という「人間世界」に、身を置くことにほかならない。その熱きふれあいのなかでこそ、人生を豊かにする知恵と知識が得られるのである

▼マレーシア公開大学から、池田SGI会長に名誉博士号が贈られた。同大学は、生涯学習を目指す、通信教育の学府。「すべての人のための大学」を理念とする。SGI会長は謝辞のなかで「人生は、一生涯、『学び求める心』を持ち続けた人が勝つ」と語った

▼西洋における「大学」の語源「ウニベルシタス」とは、本来、“学ぶ者の集い”を意味した。大学とは、建物でも、教授のシステムでもないのである。人と会い、人に学ぶー。この創価の民衆運動こそ、人間のための「最高学府」にちがいない。( 智 )

創価女子短期大学 文部科学大臣賞を受賞
 秘書技能検定で「最も優秀な団体」
 2・27「女子短大の日」に晴れの表彰式
 ビジネス文書技能検定でも「感謝状」が

★わが友に贈る
 “今まで通り”は
 惰性だ!
 徹底した見直し
 意識改革で
 未来を開け!