2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2009・2・18

★名字の言 ▼受験シーズン真っ只中。受験生を抱えるご家庭も多いだろう。配慮はもちろん皆で励ましのエールを送りたい ▼ある男子部員と語り合った際、創価大学を受験した当時の話になった。初めて一人で上京し受験。募る不安。相談に乗ってくれたのは同郷の二…

小説「新・人間革命」  2月18日 潮流20

山本伸一がハワイに到着する前日の、七月二十一日朝のことであった。 ビルのように組み上げられた鉄骨を積んだ台船が曳航され、ワイキキの海原を静かに進んでいった。コンベンションのステージとなる浮島の運搬である。 浜辺に立つホテルの六階から、プロデ…

2009年2月18日付 聖教新聞  長編詩 忘れ得ぬ 戦時の青春-2 山本 伸一

2009年2月18日付 聖教新聞 長編詩 忘れ得ぬ 戦時の青春-2 山本 伸一 長男・喜一は 戻ってはこなかった。 「日本軍はひどすぎる。 中国の人たちが あまりにも可哀想だ!」と 憤怒していた兄であった。 戦死公報が届いたのは 終戦から二年も 経ってか…

2009年2月18日付 聖教新聞 長編詩 忘れ得ぬ 戦時の青春-1 山本 伸一

2009年2月18日付 聖教新聞 長編詩 忘れ得ぬ 戦時の青春-1 山本 伸一 我らは戦う! 人権と平和と幸福のために! 人間の尊厳を侵し 青年の生命を奪い そして 母たちを苦しめる ありとあらゆる 権力の魔性と 我らは 断固と戦い続ける! わが師・戸田城…

2009年2月17日付 聖教新聞  新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-2

2009年2月17日付 聖教新聞 新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-2 苦難があるから偉大になれる! 一、戸田先生が、私たち弟子に読ませた小説『永遠の都』。 その一節を、若い皆さんのために、ご紹介したい。 「受難は人間の魂を浄化…

2009年2月17日付 聖教新聞  新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-1

2009年2月17日付 聖教新聞 新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-1 青年よ正義を叫んで勝ちまくれ 平和へ!我が師に捧げた60年 アメリカのリンカーン大統領の信念 常に民衆と共にあれ 戸田先生 「太陽の仏法」で悩める友に光を! …

2009年2月16日付 聖教新聞  新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-2

2009年2月16日付 聖教新聞 新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-2 「永遠に一緒に行こうな!」 一、戸田先生が起こされた大闘争は、あまりにも激しかった。しかし私は肺病で、体が弱かった。 先生は、そんな私を本当に大切にしてく…

2009年2月16日付 聖教新聞  新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-1

2009年2月16日付 聖教新聞 新時代第26回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-1 まっすぐに師弟の大道を 広布の大ロマンに生き抜け 恩師の叫び 「苦しむ人々を救え!」 庶民に尽くすリーダーたれ 青年よ「新時代の指導者」と輝け 一、お休みのと…

2009年2月14日 聖教新聞 随筆 人間世紀の光 181 勝利の黎明「2月闘争」下   山本 伸一

「座談会」から新たな大波を! 時代を動かす若き力よ 二陣三陣と続け! 人生の 最極善の 行動に 諸天善神 強く見つめむ 二百世帯突破──蒲田支部の目標は達成した。だが、これは第一歩にすぎない。七十五万世帯の弘教という戸田先生の願業の実現には、道のり…

池田名誉会長講義 御書と師弟 第6回-2 仏の未来記 2009-2-5

◇ 池田名誉会長講義 御書と師弟 第6回-2 仏の未来記 2009-2-5 「団結の歓喜」で進め 今、世界の同志と心を一つに胸を張って広布の道を進まれる皆様方は、何と不思議な福徳と、何と尊貴な栄光に包まれゆく方々でありましょうか。 学会の同志一人一人の祈りは…

池田名誉会長講義 御書と師弟 【第6回】-1 仏の未来記  2009-2-5

◇ 池田名誉会長講義 御書と師弟 【第6回】-1 仏の未来記 2009-2-5 大聖人の未来記を学会が実現 御聖訓 仏記に順じて之を勘うるに 既に後(のちの)五百歳の始に相当れり 仏法必ず東土の日本より 出づべきなリ (顕仏未来記、508ページ) 二月は、御本…

小説「新・人間革命」  2月17日 潮流19

コンベンションの三カ月ほど前になっても、関係各所の協力や許諾を得なければならないことが、たくさんあった。米軍の太平洋艦隊にも、音楽隊の出場などを要請しなければならなかった。 あの太平洋戦争は、一九四一年(昭和十六年)十二月八日(アメリカ時間…

小説「新・人間革命」  2月16日 潮流18

いよいよコンベンションのための製作作業が開始された。 製作する物は、膨大な量に及ぶ。浮島を覆い尽くす火山の形をした装飾や、パレードのフロート、ポリネシア村に建てる、昔ながらの島の家等々である。 限られた設営役員だけでは、とうてい製作すること…

小説「新・人間革命」  2月14日 潮流17

行き詰まったら原点に返ることだ。唱題から出発するのだ。妙法は宇宙の根源の法なるがゆえに、妙法への祈りこそ、一切を動かす原動力となるのだ。 ジェイ・ハーウェルたち、コンベンションのスタッフは、作業場の倉庫で、御守り御本尊に向かって、懸命に唱題…

きょうの聖教新聞  2009・2・17

▼各地で「伝統の2月」の座談会が始まった。「青年・勝利座談会」と掲げて行われる今回は、拝読御書である「大悪大善御書」を皆で学ぶとともに、広布第2幕を痛快に前進する青年たちの、歓喜と勝利のドラマを語り合いたい ▼大分のある男子部員。昨年、突然、…

きょうの聖教新聞  2009・2・16

★名字の言 ▼池田SGI会長は、先月発表した第34回「SGIの日」記念提言を、「100年に一度」と形容される金融危機から論を起こした。今回の破綻の最大の原因は、「本来、経済活動を円滑化するための“脇役”である金融が、“主役”の座を占拠し」たことにあると…

2009年2月14日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 180 勝利の黎明「2月闘争」上 山本 伸一

2009年2月14日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 180 勝利の黎明「2月闘争」上 山本 伸一 青年よ創価の「師弟の道」を走り抜け! 壁を破れ! 前進また前進で栄光の山を登れ はるばると 多くの苦難を 乗り越えて 先へ先へと 地平の果てまで その日は、一…

きょうの聖教新聞  2009・2・15

★名字の言 ▼「やっぱり“効率的な子育て”なんて、ありませんね」。幼い子を持つ父親が語っていた。仕事なら「無駄なく」「速い」ほうが良い。だが子育ては違う、と ▼子どもはよく回り道をし、失敗する。「早く!」と焦る大人からすれば、無駄ばかり。しかし、…

池田名誉会長の人物紀行 「歴史の巨人」と語る  【第1回】 英国の不屈の宰相 チャーチル 2009-1-29

【第1回】 英国の不屈の宰相 チャーチル 「我々は絶対に屈服しない。最後まで勝利に向かって前進するのみだ!」 新聞の写真に写ったその人の瞳は、不敵なまで強靭な信念の光線を放っていた。 1940年(昭和15年)6月、ナチスに対する英国の徹底抗戦を報じ…

小説「新・人間革命」  2月13日 潮流16

プロデューサーのジェイ・ハーウェルをはじめ、舞台のデザインや設営を担当する「ステージ・クルー」などのメンバーが、本格的な準備に入ったのは、一月にグアムで行われた世界平和会議が終了した直後であった。 彼らは、コンベンションの五カ月ほど前からハ…

小説「新・人間革命」  2月12日 潮流15

「ブルー・ハワイ・コンベンション」のプロデューサーに就いたジェイ・ハーウェルは、今回の催しを通して、SGIの世界平和への精神を、ハワイから、全米、全世界に伝えていこうとの決意に燃えていた。 彼は、この一九七五年(昭和五十年)の一月にグアムで…

小説「新・人間革命」 2月11日 潮流14

ジェイ・ハーウェルには、ヒッピーたちが訴えてきた「平和」や「愛」は、自分たちのエゴイズムや弱さ、甘えをカムフラージュするための謳い文句のように感じられてならなかった。そこには、本当の「平和」の建設も、「愛」もないと感じた。 ハーウェルは幻滅…

きょうの聖教新聞  2009・2・14

★名字の言 ▼寒い朝、ほころんだ梅の花を見た。生命の息吹が感じられ、心が温かくなった。今年も、四季を巡る植物の命のリレーが始まった。自然界で命が継がれていくのと同じで、人の世界も後継は大事だ ▼いわゆる入信動機を持たない世代は、信心の確信をつか…

きょうの聖教新聞  2009・2・13

★名字の言 ▼パイロット歴40年以上。飛行時間1万9000時間以上。大ベテランの機長が言った。「あの瞬間に対処するために、これまでのキャリアがあったのだと思う」 ▼先月、ニューヨークのハドソン川に不時着した旅客機の機長。エンジン2基が停止後、不…

きょうの聖教新聞  2009・2・12

★名字の言 ▼「つらい時 口から飛び出る 学会歌」。本紙「新・生き生き川柳」(1月30日付)に掲載されたこの句を見て、「その通りだ!」と共感を覚えた方も多いのではないだろうか ▼学会歌の思い出は尽きない。仏法対話に臨む際、「威風堂々の歌」を何度も…

小説「新・人間革命」  2月10日 潮流13

一九七三年(昭和四十八年)五月、山本伸一がトインビー博士との対談などのためにイギリスを訪問した時、ジェイ・ハーウェルも訪英した。同じ英語圏のアメリカが諸行事の運営を応援しようということになったのだ。 この時も彼は裏方に徹し、車の手配や警備な…

きょうの聖教新聞  2009・2・11

★名字の言 ▼幕末を駆け抜けた志士・高杉晋作。彼が幕府の海外派遣団として渡航する間際、叔父にあてた書簡が昨年、発見された(読売新聞) ▼そこには上海に赴く彼の心情が。「藩主から大任を受けているのだから(自分を批判する)風評や伝聞くらいのことでは…

きょうの聖教新聞  2009・2・10

★名字の言 ▼不思議だが、自然栽培で育ったリンゴは、皮をむいてもすぐには茶色く酸化しないし、腐りにくいという。栽培するのに、農薬も肥料も使わない。普通なら、病中害により、リンゴ畑は壊滅。これが常識だ。だが、不可能を覆し“奇跡の果実”をたわわに実…

2009年2月10日付 聖教新聞  長編詩 偉大なる尊き母の交響楽 池田 大作

2009年2月10日付 聖教新聞 長編詩 偉大なる尊き母の交響楽 池田 大作 優しくして 賢き 勇気ある母に贈る-2 親不孝は 心の敗北! 親孝行は 生命の勝利! いくら苦難の姿の 人生であっても 親孝行の心の人は 人間として誇り高く 永遠に母と共に 幸福…

2009年2月10日付 聖教新聞  長編詩 偉大なる尊き母の交響楽 池田 大作

2009年2月10日付 聖教新聞 長編詩 偉大なる尊き母の交響楽 池田 大作 偉大なる尊き母の交響楽 優しくして 賢き 勇気ある母に贈る-1 母は 美しく 確固たる心を 持っている。 母の尊さは 姿や衣裳ではない。 位や財宝でもない。 家の大きさでも 庭の…