きょうの聖教新聞  2008・9・27

★名字の言

▼日々を懸命に生きれば、必ず“壁”にぶつかる。その時、その壁とどう向き合うか。それによって、人生が決まってしまうといっても過言ではない

▼独創的な作品が高く評価されている作曲家・野村誠氏(第1回アサヒビール芸術賞受賞)。彼はあるインタビューに、「壁を探すのが最初の作業」と答えている。“壁にぶつからないと何も創れない”“どうやっても越えられない壁に出あえればチャンス”と(『クリエーター50人が語る創造の原点』論創社

▼「壁を探す」という行動には、自分の可能性を追求し続けるなかでの、強く、謙虚な姿勢がうかがえる。自分は今、必死に壁を探しているのか?やすやすと乗り越えられるような、“起伏”に満足して、本当の“壁”には目をつぶっているのでは?-そんな思いにかられる

▼「壁を探す」行動は、団体や組織にも当てはまるだろう。メンバーがそれぞれ別の壁を見ていたり、あるいは壁を見失っているようでは、団結は見せかけだけの“形式”となってしまう。そこに勝利はない

▼「『必死の祈り』と『執念の行動』こそが、一切の壁を打ち破る」(池田名誉会長)。壁を見つけるのも「必死」なら、破るのも「必死」。その繰り返しか、真の成長はない。( 行 )

アメリカ・ボストン21世紀センターで設立15周年の記念セミナー
 SGI会長のハーバード講演に共感
 文明再生のカギは「生も歓喜死も歓喜」の哲学
 人間を結べ一対一の対話で

★わが友に贈る
 戦う壮年部よ
 青年の心で
 目を見張る先進を!
 師子奮迅で
 勝ちまくれ!