きょうの聖教新聞  2008・9・24

★名字の言

▼陸上の短距離。スタートダッシュに最もふさわしい姿勢とは?「前足と後ろ足の間隔を空けない」ことだという。以前は「広げた方がいい」が常識とされていた。「常識破りの方法で記録を作った選手が現れると、その選手の方法が新しい常識になる。その繰り返しです」

▼400メートル障害で日本記録を持つ、為末大選手がインタビューに答えている。先入観にとらわれたり、慢心に陥ることなく、常に現実を見据え、考え続ける努力を怠らないことが大切だ、とも(『文蔵』07年4月号)

▼すべてに通じることであろう。「今までは、こうだったから」。過去の成功例にこだわっていては、勝利はない。現実は、刻一刻と変わっているのだ

▼“経営の神様”松下幸之助氏は、人は自ら作った窮屈な枠の中でものを考えがちだが、枠にとらわれるなと語り、こう続ける。「ものにはいろいろな見方がある。時と場合に応じて自在に変えねばならない。そこにこそ発展が生まれるのである」(『一日一話』)

▼時間がない、人がいない、お金がないー悪条件を数えればきりがない。取り巻く状況が厳しいほど、順調な時には思いつかない知恵や力がわくものだ。そんな悪条件もまた、前例を塗り替える絶好のチャンスになる。( 陸 )

★メキシコの発展を支える工業都市 サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサ市 SGI会長夫妻を名誉市民に
 市長 私たち市民にとって最大の栄誉 美しい生命の光を与えてくれた

★全国で秋季彼岸勤行法要
 名誉会長は学会本部師弟会館で 原田会長は千葉で厳粛に

★わが友に贈る
 友情は
 人生の宝
 幸福社会の礎だ。
 張り切って
 人間のなかへ!