きょうの聖教新聞  2009・5・20

★名字の言

▼「池田名誉会長は、『山陰』を『山光』と呼んでくださった。あれから25年、名称のみならず、私たちの心も、明るく軽やかになりました!本当に素晴らしい慧眼です」。島根県書店商業組合の首脳の言葉である

▼名誉会長は、1984年(昭和59年)5月21日、東京へ戻る予定を変更し、鳥取から島根へ。「どうすれば皆が喜んでくれるか。心晴れやかに進んでいけるか」-車中、考え続けていた。そして島根文化会館での会合の席上、提案した。山陰を「光り輝く地、つまり『山光』と申し上げたい」と

▼以来、学会では鳥取、島根の両県を「山光」と呼んでいる。この日を境に、マンバーの意識は変わった。「希望と自信がわきました」という喜びの報告が相次いだ

▼島根・隠岐の島町には「山光」の名が付いた「山光久見トンネル」が誕生した。今秋の開通予定。町役場と地元自治会との話し合いの結果、命名されたものだという。自治会の役員も「こりゃええ名前だ。きっと地域も明るくなる」と目を細める

▼「名は必ず体にいたる徳あり」(御書1274ページ)。地域の名称が変われば、人の意識も行動も変わる。自分が変われば、地域も変えられる。そう心に決めた人には、もう勝利の劇が始まっている。( 奨 )

★名誉会長と顧明遠 中国教育学会会長の対談
 「東洋学術研究」誌で新連載がスタート
 文明間対話「平和の架け橋ー人間教育を語る」

★わが友に贈る
 今、何が必要か
 リーダーは
 心を尽くし抜け!
 友の心を軽くし
 常勝の大行進を!