きょうの聖教新聞  2009・5・17

★名字の言

▼話があまり上手でない人は「聞き上手」を目指せばよいと、あるアナウンサーは言う。聴く姿勢を持てば、話の中身が豊かになり、相手は自然と引き込まれていくというのだ

▼具体的なアドバイスが三つある。①相づちに一言添える。「なるほど」と言った後に、「そうだったんだ」「面白いね」などと加えてみる②相手の気持ちを確認する。例えば、「人生の転換点でした」という相手に、「人生の、ですか?」と確認する③せっかちにならず、5秒我慢する。相手が「話の腰を折られた」と思ったら、そこで会話は終わってしまうという(『NHKアナウンサーの はなす きく よむ 』)

▼「話し下手だから」と、臆する必要はない。謙虚に話しを聞こう。学び取ろう、という気持ちがあれば、自ずと対話は弾むものだ

日蓮大聖人は「一句をも人にかたらん人は如来の使と見えたり」(御書1448ページ)と仰せである。仏法を語る際にも、大切なのは話の巧拙ではない。正義を語れば、たとえ一言でも、その人は尊い「仏の使い」となる。誠心誠意、相手を救っていこうという一念に、福徳が輝いていくのだ

▼まず、勇んで友に会おう。友の言葉に耳を傾けよう。豊かな友情の輪が、そこから広がっていくはずだ。( 明 )

★旭日の千葉に待望の新法宝城  柏平和会館が誕生
 地域貢献の誓い新たに開館式

★わが友に贈る
 信念の人は
 何にも勝る
 生命の輝きがある。
 わが最高峰へ
 いざ進み勝て!