きょうの聖教新聞  2009・10・15

★名字の言

▼先日、マレーシア公開大学のジーン・アブドゥラ総長が、創価女子短期大学を訪問。「未来の世代の育成のために」と題した記念講演には、多くの女子学生が集った

▼昨年5月にも同大学を訪問した総長は、次のように語っている。「真の知識人とは何か。それは、自らの知識を、人類に奉仕するために使うという智慧を備えた人だと思います」と。自らの知識や経験を、いかにして社会に還元し、人のために役立てるのか。総長の言葉に、宮崎のあるドクター部員を思い出した

▼その壮年は、大学医学部の准教授として多忙な日々を送っていた。しかし4年前、「燃え尽き症候群うつ病)」に。焦る心に、先輩の言葉が染みた。「この病気は、患者の苦を抜き楽を与える妙法の医師になるために、大事な意味があるんだよ」。リハビリを乗り越え、3年後に社会復帰。現在、療養型病院の副院長として、同じ病気と闘う患者を支える。「あなたもきっと大丈夫ですよ!」と

▼仏法では、人のために尽くす「利他」の行動を菩薩道と説く。「我こそは地涌の菩薩なり!」との心で、知識と経験から培った智慧を、友のために、社会のために生かすーそうした同志があってこそ、創価の大民衆運動がある。 ( 誼 )

★中国 仲愷農業工程学院が名誉会長夫妻に名誉教授称号
 高副学長が出席し創価大学で授与式
 授与の辞 人類の幸福と平和のため 慈悲の精神を世界に宣揚

★わが友に贈る
 誓願の人生に
 行き詰まりはない。
 何ものも恐れず
 師弟の大道を
 張り切って進め!