2008-06-28から1日間の記事一覧

2008年大白蓮華7月号  巻頭言

わが未来部は地球の宝なり 創価学会名誉会長 池田 大作 未来部に 創価の陣列 晴れ晴れと 若き命の 太陽昇らむ 「アメリカの人道の母」エレアノ・ルーズベルトが大切にした恩師の信念がある。それは、「人間というのはだれもが、この世をよりよくするために生…

小説「新・人間革命」 共鳴音34 6月27日

山本伸一のパリ滞在五日目となった十七日、パリ会館は、朝からヨーロッパ各国のメンバーで賑わっていた。 欧州友好祭に参加し、それぞれの国に帰る人たちが、伸一に、あいさつにやって来たのだ。 伸一は、皆で近くのソー公園を散策し、交歓のひと時をもった…

小説「新・人間革命」 共鳴音33  6月26日

欧州友好祭の舞台には鼓笛隊が登場し、太陽をイメージした装飾をバックに、若々しい躍動のリズムを奏でた。 それに合わせて観客から手拍子が起こり、まさに、観客と出演者の合奏となった。 パリといえばシャンソンである。その魅惑の歌声が流れ、バイオリン…

小説「新・人間革命」 共鳴音32  6月25日

パリの街は、淡い夕日に包まれていた。 欧州友好祭の会場であるサル・プレイエルは、凱旋門の近くにあった。 午後七時半前、山本伸一と峯子が会場に入ると、歓声があがり、一斉に握手を求める手が差し出された。 「メルシー(ありがとう)、メルシー」 伸一…

2008年6月25日 聖教新聞  随筆人間世紀の光 162 尊き師弟の物語  山本 伸一

2008年6月25日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 162 尊き師弟の物語 山本 伸一 師・戸田先生の事業の絶体絶命の窮地にあって、私は、先生に、ただ一人お仕えして阿修羅の如く戦い抜いた。 先生が背負った莫大な負債も、全部、返済の道を開いた。 そして…

2008年6月25日 聖教新聞  随筆人間世紀の光 162 尊き師弟の物語-1  山本 伸一

2008年6月25日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 162 尊き師弟の物語-1 山本 伸一 一切は「人材」で決まる 青年を育てよ! 励まし伸ばせ! わが使命ある弟子よ不滅の歴史を創れ! 松陰と晋作の如く 勝利の「志」の炎を! わが青春 悔いることなく 万歳…

2008年6月23日付 聖教新聞  新時代第19回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-3

2008年6月23日付 聖教新聞 新時代第19回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-3 一、ここで御聖訓を拝したい。大聖人から大きな恩を受けながら、佐渡流罪の大難の時に退転した女性の弟子に、領家(りょうけ)(※巻末参照)の尼がいる。 彼女について…

2008年6月23日付 聖教新聞 新時代第19回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-2

2008年6月23日付 聖教新聞 新時代第19回本部幹部会での名誉会長のスピーチ-2 さあ 世界一の師子の陣列を 進み続ける人が真の勝利者 真剣な師弟の戦いは、不可能を可能にする。 ついに翌年(昭和54年)の5月21日、第1号となる3匹の蛍が飛ん…

きょうの聖教新聞  2008・6・28

★名字の言 ▼体験談を担当、幾多の苦難を克服し、人生の凱歌を高らかに謳う同志を500人近く取材した。その方々に共通する勝因は何か ▼難病の娘を救いたい婦人。祈れど戦えど一向に改善しない。その嘆きにじっと耳を傾けた壮年。「現実の人生、祈っても祈っ…

きょうの聖教新聞  2008・6・27

★名字の言 ▼我慢という言葉。多くの人は、その意味を“自分の感情を抑えて耐え忍ぶこと”と思っているのではないだろうか ▼辞書を引き、驚く人が多い。「忍耐」の意と共に、仏教用語の視点で「自分を偉く思い、他を軽んずること」という解説があるからだ。日本…

きょうの聖教新聞  2008・6・26

★名字の言 ▼『法華経の智慧』にも紹介された“地獄の長い箸”の話。地獄にいる衆生たちは、目の前に並べられたご馳走を食べられずに苦しむ。自分の腕よりも長い箸が邪魔をするからだ ▼一方、仏国土。同じように、長い箸を手にしていたが、皆、楽しそうだった。…