きょうの聖教新聞  2008・6・28

★名字の言

▼体験談を担当、幾多の苦難を克服し、人生の凱歌を高らかに謳う同志を500人近く取材した。その方々に共通する勝因は何か

▼難病の娘を救いたい婦人。祈れど戦えど一向に改善しない。その嘆きにじっと耳を傾けた壮年。「現実の人生、祈っても祈っても、叶わない時もある。だが、10年20年と、この信心で踏ん張った時、必ず願っていた以上の境涯になる!」。20年後、その通りの家庭を婦人は築く

▼がん、交通事故、肉親との死別等、宿命の嵐に次々襲われた青年に、婦人が一言。「例えるなら、試練は“竹の節”。節があるから真っすぐ伸びる。節が多いから、大きく伸びる」。彼は今、壮年リーダーに。勝因の一つーそれは、“励ましの達人”の存在だ

▼夢が実現できず悩む青年に、達人いわく「『つたなき者のならひは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし』(御書234ページ)とあるが、拙き者が忘れるのは『約束せし事』だけじゃない。『誰と約束したか』-師匠の存在まで忘れる。君はどうか。池田先生の弟子じゃないか!」と。発奮した青年は勝った

▼師を求め抜く人に、停滞も敗北も悲哀もない。必ず功徳と歓喜と報恩に至る。これこそ“庶民の王者”に共通する最大の勝因だ。( 音 )

★未来部が躍進月間
 7月20日スタート!
 伸びゆく後継の育成にチャレンジ
 「21世紀使命会研修」を開催 7月5・6日に全国で衛星中継

★わが友に贈る
 希望こそが
 友の秘めた力を
 引き出せる。
 リーダーは
 大確信の励ましを!