きょうの聖教新聞  2009・10・30

★名字の言

▼山形交響楽団の演奏会に足を運んだ時のこと。開演前、誰もいないステージに指揮者が現れた。何が始まるのかと思ったら、ユーモアを交えて演奏曲目の解説を始めた。プレ・コンサート・トークと呼ばれる企画。斬新だった

▼指揮者は飯森範親氏。演奏前のリハーサルも独特だった。度々、指揮者が演奏を中断し奏者に指示を出す。それに対し、奏者は納得ができないと自分の意見を述べ、指揮者の言葉を待つ。そのやり取りには上も下もない。本音と本音の打ち合い。活発に意見を交わすことによって、指揮者と奏者との一体感は増していった

日蓮大聖人は「このような濁世には、互いに常に語り合って、絶えず後世を願っていきなさい」(御書965ページ、通解)と仰せである。常に語り合い、心を合わせていく時、歯車は大きく回り出す。心を通わせる納得の対話こそが、一切の勝利の要諦である

▼この秋、全国に新リーダーが誕生し、新たな息吹で出発した。リーダーは第一線に飛び込み、友の声に耳を傾けて語り合おう。同志と交わした対話の分だけ飛躍することは間違いない

▼さあ創立80周年へ!新時代開幕の鐘を大いに打ち鳴らしながら、語り合い、心を合わせ、飛翔を開始しようではないか。 ( 濤 )

アメリカ南部 ルイジアナ州が池田SGI会長に「名誉州民」称号
 州上院議会が議決 議会議事堂で授与式
 「人間革命」の哲学を掲げて平和と人間の安全保障に貢献

★わが友に贈る
 広宣流布
 一切の労苦は
 万倍の功徳に!
 勇気凛々と
 張り切って進め!