きょうの聖教新聞  2009・10・24

★名字の言

▼「疾風に勁草を知る」とは中国・後漢王朝の初代皇帝、劉秀の言葉である。苦戦苦闘の連続にあって臣下は続々と離反していく。わずかに残った忠臣を顧りみて彼は言う。困難に直面してこそ人間の真価は輝くものだな

▼池田名誉会長を得た戸田第2代会長の心情も同様ではなかったか。事業の破綻。進まぬ弘教拡大。吹き募る中傷の嵐・・・。幾度となく報恩を誓った者すら逃げた。悪罵を投げつけて去った者もいた。阿修羅の如く、師子王の如く、吼え、叫び、走り、師の構想を現実のものとして地上に打ち立てたのは、ただ一人の勇者のみであった

▼人間の真贋を見定める基準とは何か。いかに毀誉褒貶の風が吹こうと、決して旗色を変えない。そうした人間か否かである。「建設は死闘」の80年。幾百万の無名の庶民が、真実の人生の道とは何かを知り、立ち上がってきたのが創価学会の歴史である

▼劉秀の呼びかけは、沸き立つような歓喜と共に放たれた言葉ではなかったか。苦難を共にしたからこそ、大志を共に語るに足る。大事を共に成し遂げることができる。何という喜びか、と

▼御書に「賢者はよろこび愚者は退く」(1091ぺージ)と。疾風あればこそ堂々と。強風吹けばこそ強く。学会は恐れなき勇者の連帯である。 ( 定 )

創価の宝 未来部を育め
 新時代の勝利へ磐石な体制
 中・高等部は青年部が一貫して激励
 少年少女部の部員会は壮年・婦人部が担当

★わが友に贈る
 同志一人一人に
 「活力と勇気」を!
 リーダーは
 全力を挙げて
 皆を語り励ませ。