きょうの聖教新聞  2009・10・23

★名字の言

▼秋になると開拓魂がわき上がる。「山口開拓闘争」(1956年10月~翌年1月)を思い出すからだ。池田名誉会長が指揮した延べ22日間の闘争で、10倍の4000世帯に飛躍させた歴史的拡大は、いかに成されたか

▼当時、山口の会員は新入会者ばかり。ほとんどが、周囲の反対の中、細々と信心していた。そこへ名誉会長は飛び込み、皆と勤行し、御書を学び、座談の輪を広げた。ある時は、夜道を歩きながら、一緒に歌を歌った。その激励で発心した友が述懐していた。「先生の戦いに上下の関係など全くなかった」

▼アジアの数億人を飢餓から救った「緑の革命」の推進者・スワミナサン博士を取材した折、こう語っていた。「どんな人であれ、『助けてあげる相手』と見ることは、とんでもない間違いです!」

▼誰もが「パートナー」であり、尊敬し合って共に進む「同志」。この考え方に徹し、現場で知識を伝えていく。すると多くの人が、新しいテクノロジー(技術)でさえ、急速に習得するのだという

▼「皆から学ぼう」「一緒に前進しよう」。同じ目線に立って語り合えば、互いに成長できる。身近な一人を心から尊び、信頼していこう。その「開拓」の対話に、ともどもに励みたい。 ( 誠 )

★南米パラグアイノ観光都市 SGI会長を名誉市民に
 南米パラグアイ エウセビオ・アジャラ市が「市の鍵」を贈った。

★SGI青年研修会がスタート
 新体制で出発
 50カ国・地域の200人が来日

★わが友に贈る
 広宣流布
 遠慮はいらない
 逡巡は敗北だ
 思う存分
 君らしく進め!