【第4回】 ああ感激の同志あり! (2017.2.11)

全国各地の大雪、暴風雪による被害にお見舞いを申し上げます。農作物への影響なども案じております。
いまだ寒さも厳しく、わが宝友の健康・長寿、なかんずく、聖教新聞を配達してくださっている「無冠の友」の皆さま方の絶対無事故を、さらに強盛に祈ります。
 
戸田城聖先生の生誕の日(2月11日)に当たり、恩師記念会館で報恩感謝の勤行を行った(10日)。
「報恩抄」の文段には、「若し法を伝えて衆生を利せば、畢竟、恩を報ずるなり」と示されている。
師恩に報いる最上の道は、妙法を語り、一人でも多くの友と仏縁を結び、幸福の人生へ導くことである。
戸田先生は、広宣流布の拡大、立正安国の進展を何より願われた折伏の大師匠で
あられる。青年部を先頭に、新たな二月闘争が、日本中、世界中で繰り広げられていることを、最も喜んでくださるに違いない。
 
恩師は、1900年(明治33年)の生まれ。文字通り、20世紀に輝きわたる不滅のご生涯であられた。
それからまさに百年の時を経て誕生したのが、今の未来部のメンバーである。
先生が呼び出された地涌の人材群は、もはや何ものも押しとどめることのできない潮流となった。
恩師記念会館には、少年少女希望絵画展の作品が展示されていた。皆、本当に上手であり、若き価値創造の生命が生き生きと、また伸び伸びと躍動している。
創価後継の若人たちが、21世紀を限りなく照らし晴らしゆく未来へ、私の心は限りなく広がる。
会館には、我ら東京の歌「ああ感激の同志あり」の歌詞も掲げられていた。
戸田先生にお聞かせする思いで、妻と口ずさんだ。
  
 おお東天に 祈りあり
 元初の生命の 曙は
 春の桜の 匂うごと
 喜び勝たなん 力あり
  
総本部の桜も、寒風に負けず蕾を膨らませている。
功徳満開の創価の大桜を、今年も恩師に捧げたいと祈る日々である。