2017-03-20から1日間の記事一覧

【第12回】 青年こそ地涌の旗頭なり (2017.3.15)

学会の庭で自身を鍛えよ 戸田先生は教えられた。 「創価学会は、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)によって生じた団体なるがゆえに、 君たちの想像を超えて素晴らしき団体なのだ」と。 「広宣流布」即「世界平和」を目指し、縁深(えにしふか)き宝友とともに、 …

【第11回】  先駆の勇気が青年の誉れ (2017.3.1)

弾ける生命で栄光の峰ヘ 諸法実相抄(しょほうじっそうしょう)には、「地涌の菩薩のさきがけ日蓮一人なり」 「日蓮と同意(どいい)ならば地涌の菩薩たらんか」(御書1359、1360ページ)と仰せである。 人類の幸福勝利の道を聞かれた御本仏の「さきがけ」の…

【第56回】後継の魂を明々と燃やせ  (2017.3.14)

ただ世間の留難来(るなんきた)るとも・とりあへ給(たも)うべからず、賢人・聖人も此の事はのがれず(四条金吾殿御返事、1143ページ) (通解) ただ、世間(せけん)の種々の難(なん)が襲(おそ)ってきても、とりあってはいけない。賢人(けんじん…

【第6回】 未来部は宝 青年こそ希望 (2017.3.16)

「3・16」のこの日を、全世界の青年部・未来部のはつらつたる前進の息吹(いぶき)で迎え、うれしい限りだ。 先日の日曜日(12日)、東京・新宿区の大久保会館と若松会館を視察した。 朝から男女青年部がそれぞれに元気に集い合い、未来部の卒業部員会も、ご…

【第5回】 我らの宝城から幸福勝利の光 (2017.2.27)

待望の新会館が各地に誕生し、心からお祝いしたい。 わが学会の会館は、希望と幸福の宝処であり、平和と文化の大城である。 新時代の「二月闘争」で意気軒昂の東京・大田区の友からは、中心の文化会館が完成以来27年で来館者が述べ600万人になったと喜…

【第4回】 ああ感激の同志あり! (2017.2.11)

全国各地の大雪、暴風雪による被害にお見舞いを申し上げます。農作物への影響なども案じております。 いまだ寒さも厳しく、わが宝友の健康・長寿、なかんずく、聖教新聞を配達してくださっている「無冠の友」の皆さま方の絶対無事故を、さらに強盛に祈ります…

小説「新・人間革命」 大山 六十五 2017年3月20日

山本伸一のあいさつに与えられた時間は、十分にも満たなかった。 これまで本部総会では、伸一から広宣流布の遠大な未来構想や希望の指針が示され、また、社会、世界の直面するテーマに対して解決の方途を示す提言が発表されることも少なくなかった。 さらに…

小説「新・人間革命」 大山 六十四 2017年3月18日

山本伸一は、日本の広宣流布の揺るぎない基盤をつくり、各国・地域に仏法の種子を下ろし、幸福の緑野を世界に広げてきた。 学会の組織の布陣も、高等部、中等部、少年・少女部を誕生させ、広範な文化運動を推進するために、教育・国際・文芸の各部も設置した…

小説「新・人間革命」 大山 六十三 2017年3月17日

山本伸一の落ち着いた力強い声が、場内に響いた。 「私は、19歳で信仰いたしました。以来、今日まで約30年間、病弱であった私が入院一つせず、広宣流布のために戦ってくることができました!」 そして、それこそが、御本尊の威光の証明であることを訴え、196…

小説「新・人間革命」 大山 六十二 2017年3月16日

この日の総会には、いつもの学会の会合に見られる、あの弾けるような生命の躍動も歓喜もなかった。 広がる青空とは裏腹に、暗鬱な雲が皆の心を覆っていた。 運営にあたる幹部らは、僧たちを刺激するまいと、腫れ物に触るように、彼らの顔色に一喜一憂してい…

小説「新・人間革命」 大山 六十一 2017年3月15日

山本伸一は、前年の1979年(昭和53年)7月3日、男子部歌「友よ起て」を作詞・作曲して、後継の青年たちに贈った。 広布のロマンを 一筋に 打てよ鳴らせよ 七つの鐘を やがては誉れの 凱歌の世紀 花に吹雪に 友よ起て その歌詞にあるように、「七つの鐘」は鳴…

小説「新・人間革命」 大山 六十  2017年3月14日

山本伸一は、しみじみと思うのであった。 “戸田先生は、私という一人の真正の弟子を残した。 全生命を注ぎ尽くして、仏法を、信心を教え、万般の学問を授け、将軍学を、人間学を伝授し、訓練に訓練を重ねてくださった。 また、先生の事業が破綻し、烈風に立…

小説「新・人間革命」大山 五十九 2017年3月13日

1951年(昭和26年)の1月6日、万策尽きた戸田城聖が書類整理をしながら語った言葉は、山本伸一には“大楠公”に歌われた楠木正成の心情と重なるのであった。 正成涙を打ち払い 我子正行呼び寄せて 父は兵庫に赴かん 彼方の浦にて討死せん いましはここ迄来れど…