2017-08-07から1日間の記事一覧

【第21回】 大東京に凱歌の朝   2017年6月17日

「いまだこりず候」と今日も前へ! 感激の同志と綴る誉れの歴史は不滅 荒川区、足立区……と活気ある街々を走り、やがて彼方には東京スカイツリーが。手前の流れは荒川(池田先生撮影。6日、葛飾区堀切付近で) 荒川区、足立区……と活気ある街々を走り、やがて…

【第76回】 家族で生命を磨き合う夏に (2017.8.3)

深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只 南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり(一生成仏抄、384ページ) (通解) 深く信心を起こして、日夜朝暮に怠らず、わが心を磨くべきである。 どのように磨くべきか…

【第75回】若き生命に触発を (2017.7.27)

一切の草木は地より出生せり、是を以て思うに一切の仏法も又人によりて弘まるべし (持妙法華問答抄、465ページ) (通解) 一切の草木は大地から生ずる。このことから考えると、一切の仏法もまた、人によって弘まるのである。 同志への指針 全ては「人」で…

【第15回 】核兵器の廃絶へ連帯を強く (2017.8.6)

私が師・戸田城聖先生に初めてお会いしたのは、終戦から2度目の夏。 父母が復員を待ちわびていた長兄の戦死の公報が届いた、2カ月半後のことであった。 命を賭して軍部政府と戦い抜かれた先生を信じて、19歳の私は、創価の平和闘争に身を投じた。 戦争は…

小説「新・人間革命」 雄飛 四十四 2017年8月5日

山本伸一は、最初の訪問地であるハワイのホノルルで、ハワイ会館の諸行事に臨み、日本からのハワイ親善交流使節団や南米親善交流使節団のメンバーを激励した。 十月二日には、ハワイ会館で行われた「世界平和の日」記念勤行会に出席した。 「世界平和の日」…

小説「新・人間革命」 雄飛 四十三 2017年8月4日

宗門は、混乱の度を深めていった。 宗門側は、山本伸一の法華講総講頭の辞任、学会の会長辞任をもって、学会攻撃はしないと言明していた。 しかし、「正信会」の学会員への仕打ちは、ひどさを増しており、学会は宗門に約束を守るように要請してきた。 宗門と…

小説「新・人間革命」 雄飛 四十二 2017年8月3日

山本伸一の周囲には、小説の舞台となる時代の「聖教新聞」の縮刷版、メモ書きした用紙、参考書籍などが置かれていた。 伸一は、メモ用紙を手にすると、記者に言った。 「では、始めるよ! 準備はいいかい」 口述が始まった。 一声ごとに力がこもっていく。記…

小説「新・人間革命」 雄飛 四十一 2017年8月2日

「忘れ得ぬ同志」は、七月二十九日から連載を開始した。 そして、小説『人間革命』第十一巻が、八月十日から週三回の連載でスタートしたのである。 第一章のタイトルは「転機」とした。 ──一九五六年(昭和三十一年)九月、戸田城聖が一切の事業から身を引き…

小説「新・人間革命」 雄飛 四十 2017年8月1日

七月下旬、山本伸一は、「忘れ得ぬ同志」と小説『人間革命』を担当する「聖教新聞」の記者たちと、神奈川研修道場で打ち合わせを行った。 彼が、『人間革命』の連載再開を告げると、編集担当者は驚いた顔をした。 そして、ためらいがちに話し始めた。 「読者…

小説「新・人間革命」 雄飛 三十九 2017年7月31日

学会が山脇友政を告訴した六月七日、宗門の宗会議員選挙の結果が発表された。 学会攻撃を続ける若手僧らが、十六議席のうち過半数を占める十議席を獲得した。 七月三日には選挙後初の宗会が開かれ、彼らが宗会議長などの主要ポストを得たのだ。 そして翌四日…