2018-07-03から1日間の記事一覧

【第30回】人間革命の勇気の舞を 2018年6月25日

大阪北部の地震から1週間。不自由な生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げたい。 世界の希望の錦州城なればこそ、「わざはひも転じて」(御書1124ページ)との御聖訓のままに「変毒為薬」の勇気の行進を、どうか、お願いします。 あ…

【第29回】学ぶ誇り! 生命の大歓喜を (2018.5.22)

先師・牧口常三郎先生が誕生した6月が巡り来る。 先生が57歳の年(昭和3年)に、広布の戦いを開始されて、今年で90周年となる。 仏法対話の折に、先生がよく語られた一言がある。 「信仰に入るのではない。信仰の世界へ出るんだよ」 すなわち、正しい…

【第25回】民衆を守る知性たれ (2018.6.27)

釈迦仏・普賢菩薩・薬王菩薩・宿王華菩薩等の各各の御心中に入り給へるか、法華経の文に閻浮提に此の経を信ぜん人は普賢菩薩の御力なりと申す是なるべし (同生同名御書、1115ページ) (通解) 釈迦仏が、また普賢菩薩が、薬王菩薩が、宿王華菩薩等が、あ…

小説「新・人間革命」  誓願 八十一 2018年6月30日

インドから香港を訪問した山本伸一は、デビッド・ウィルソン総督と会談するなどして、二月二十二日には帰国の途に就き、沖縄へ向かった。 このアジア訪問は、学会が「魂の独立」を果たして、最初の平和旅であった。 仏法発祥の地であるインドでも、タイでも…

小説「新・人間革命」 誓願 八十  2018年6月29日

アジア訪問でタイを訪れた山本伸一は、チトラダ宮殿にプーミポン・アドゥンヤデート国王を四年ぶりに表敬訪問し、文化、平和、芸術について語り合った。 国王は「文化の大王」と謳われ、芸術への造詣が深く、豊かな教養と学識で知られている。 伸一は、一九…

小説「新・人間革命」 誓願 七十九 2018年6月28日

「創価ルネサンス」の鐘は、高らかに鳴り響いた。 一九九二年(平成四年)の元日、山本伸一は、学会別館で各部の代表と勤行・唱題したあと、皆を激励し、一年の戦いを開始した。 五日の新春幹部会では、「あの人にも温かく、この人にも温かい言葉を。 これが…

小説「新・人間革命」 誓願 七十八 2018年6月27日

全国、全世界の同志が、創価ルネサンスの闘士として、勇んで立ち上がった。 「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながる(流布)べし」(御書三二九ページ)との御聖訓を胸に、世界広宣流布への新たな長征が始まったのだ。 同志は、…

小説「新・人間革命」 誓願 七十七 2018年6月26日

山本伸一は、未来へ、世界へと、広宣流布の流れを開く、創価学会の使命を確認していった。 「日蓮大聖人は『御義口伝』に、『今日蓮が唱うる所の南無妙法蓮華経は末法一万年の衆生まで成仏せしむるなり』(御書七二〇ページ)と仰せになっています。 大聖人…

小説「新・人間革命」 誓願 七十六 2018年6月25日

「宗教」があって「人間」があるのではない。 「人間」があって「宗教」があるのである。 「人間」が幸福になるための「宗教」である。 この道理をあべこべにとらえ、錯覚してしまうならば、すべてが狂っていく ──山本伸一は、ここに宗門の根本的な誤りがあ…