【第16回】不二の愛弟子を勝ちまくれ (2017.9.12)

広宣流布の新しいリーダーが、各地で躍り出ている。
日蓮大聖人は、「教主釈尊の勅宣を頂戴して此の国に来れり」(御書1121ページ)と仰せになられた。
我らは、御本仏から頂戴した使命を担い、それぞれの宿縁の国土に来たのだ。
この一点を深く自覚すれば、無窮の力が湧いてくる。
 
60年前の9月、「原水爆禁止宣言」の直後、私は東京・葛飾区の初代の総ブロック長として出発した。
戸田先生の心を体し――「ここで全国に先駆けて模範の組織をつくるのだ」「ここに幸せあふれる地域を広げるのだ」「ここに民衆の勝利の都を築き上げるのだ」
こう一念を定めて、私は走った。
一人また一人、愛する葛飾の友の心に火を点し、75万世帯の願業の成就へ、拡大そして勝利の劇を師匠に捧げた。
師弟不二ならば、恐れるものなど何もない。
今、新たな役職に就いた愛弟子たちが、新時代の晴れ舞台で、思う存分、広布と人生の栄光の歴史を残しゆくことを、私は祈っている。