2017-11-03から1日間の記事一覧

【第91回】 一念を定めて祈り抜け (2017.11.2)

南無妙法蓮華経と他事なく唱へ申して候へば天然と三十二相八十種好を備うるなり、如我等無異と申して釈尊程の仏にやすやすと成り候なり(新池御書、1443ページ) (通解) 「南無妙法蓮華経」と、他の事にとらわれることなく唱えていく時に、自然と三十二…

【第20回】苦楽を共に不屈の信心で (2017.10.30)

相次ぐ台風の被害に心よりお見舞い申し上げます。各地の皆さまの無事安穏を、また早期の復旧を、さらに被災された方々の変毒為薬を強盛に祈ります。 そして尊き配達員の宝友が日々、健康で、絶対無事故であるよう、妻と真剣に題目を送っています。 「月月・…

小説「新・人間革命」 暁鐘 五十四 2017年11月3日

山本伸一は、アメリカには日系人のリーダーも多いことから、日々の活動を推進するうえでの留意点を、語っておこうと思った。 「特に、日系人のリーダーは、日本と同じ感覚に陥らないように注意してほしい。 アメリカは多民族国家であり、人びとの考え方も、…

小説「新・人間革命」 暁鐘 五十三 2017年11月2日

大西洋を越えて、山本伸一の一行がニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に到着したのは、現地時間の十六日午後三時前であった。 ニューヨークは六年ぶりの訪問である。 このニューヨークでは、以前、現地の宗門寺院に赴任した住職が狡猾に学会批判を…

小説「新・人間革命」 暁鐘 五十二 2017年11月1日

山本伸一は、小会合の大切さも強調した。 「小さな会合を、着実に重ねていくことです。 メンバーがそろわないことがあっても、また声をかけ、よく励まし、疑問があれば、納得するまで語り合い、友情と信頼の絆を結んでいくことが大事なんです。 寄せ返す波が…

小説「新・人間革命」 暁鐘 五十一 2017年10月31日

広宣流布は、団結の力によってなされる。 そして、団結といっても、皆がいかなる人間観をもっているかが、重要な決め手となる。 ゆえに、山本伸一は、誰もが使命の人であるという仏法の人間観に立ち返って、団結について語っておこうと思った。 「皆が等しく…

小説「新・人間革命」〉 暁鐘 五十 2017年10月30日

詩を読み上げる力強い声が会場に響く。 フランスの青年たちの瞳が輝き、新しき世紀への旅立ちの決意が燃える。 「今ここに 立ちたる青年の数二百名 君達よ フランス広布の第二幕の峰の頂上に立ちて 高らかなるかっさいと 凱歌をあげるのだ そのめざしゆく指…