【第91回】 一念を定めて祈り抜け (2017.11.2)

南無妙法蓮華経と他事なく唱へ申して候へば天然と三十二相八十種好を備うるなり、如我等無異と申して釈尊程の仏にやすやすと成り候なり(新池御書、1443ページ)
 
(通解)
「南無妙法蓮華経」と、他の事にとらわれることなく唱えていく時に、自然と三十二相・八十種好を具えるのである。「如我等無異」(我が如く等しくして異なること無からしめん)といって、釈尊のような仏にやすやすと成るのである。
 
同志への指針
一念を定めて妙法を唱え抜けば、ありのままの凡夫の姿で仏と同じ生命を具えていけるとのお約束である。
 広布に進みゆく学会活動の中でこそ、互いの仏性を触発して、皆が人間革命することができる。
誰も差別なく、置き去りにしない。「如我等無異」という仏の誓願に連なって、我らは題目を響かせ、向上と幸福のスクラムを広げゆくのだ!