【第34回】足下を掘れ そこに泉あり (2018.3.21) ​


努力と挑戦の根を深く
 
歴史に輝(かがや)く世界青年部総会を通し、草木(そうもく)が萌(も)え出ずる如(ごと)く、新たな地涌(じゆ)の若人たちが力強く躍(おど)り出ている。創価の青年の連帯は、一段と大きく多彩(たさい)に広がった。本当にありがとう!
温かく励まし、応援してくれている、地域の創価家族への感謝を忘れまい。
 
世界広布といっても、その本舞台は、わが足元(あしもと)にこそある。
御聖訓には、「根ふかきときんば枝葉(えだは)かれず」「草木は大地なくして生長(せいちょう)する事あるべからず」(御書900ページ)と仰せである。
使命の職場で、誓願(せいがん)の地域で、努力と挑戦の根を深く張(は)り、信頼と勝利の花を咲かせゆけ! 足下(そっか)を掘(ほ)れ、そこに泉(いずみ)あり。
 
持続は負けない力なり
 
新年度を迎え、職場や学校など、環境が変化する時である。
「やらんか!」と張り切って、新しいチャレンジを始めよう!それが、人間革命の一歩となる。
持続こそ、負けない力だ。
法華経の信心を・とをし給(たま)へ・火をきるに・やすみぬれば火をえず」(同1117ページ)
 
うまくいかない時もある。壁(かべ)にぶつかったら、題目を唱えて、さらにまた一歩前へ踏(ふ)み出していくのだ。その繰り返しの中で、何ものにも消せない、負けじ魂(たましい)の炎(ほのお)が燃え上がる。
信心を貫(つらぬ)き通す青年を、諸天(しょてん)も護(まも)らないわけがない。友よ、不椀不屈(ふとうふくつ)の粘(ねば)りで勝て!