2018-04-21から1日間の記事一覧

ティエラ・デル・フエゴ大学の謝辞(代読) 2018年4月19日

向学の炎を明々と燃やせ 一、わが創価教育の父・牧口先生は、20世紀の初めに発刊した独創的な大著『人生地理学』で、地球という星を多次元から捉える視点を示していました。 そこには、人類が結合しゆく未来を展望しつつ、南極を中核として南半球を俯瞰す…

【第3回】弘教――永遠の幸福を開く「極善の実践」 (2018.4.17)

連載「世界宗教の仏法を学ぶ」では、池田先生の指導や励ましを教学のテーマ別に紹介。併せて、それらに関する仏法用語や日蓮大聖人の御書などを紹介します。第3回のテーマは「弘教」です。 小説「新・人間革命」第13巻「北斗」の章 今度は、壮年が指名され…

【第36回】初めの3力月が勝負 (2018.4.18)

正義の大哲学を語り抜け 1253年(建長5年)の4月28日、日蓮大聖人は、御年(おんとし)32歲で「立宗宣言」され、妙法弘通(みょうほぐつう) の大闘争(だいとうそう)を開始された。 「今(いま)日蓮が唱(とな)うる所(ところ)の南無妙法蓮華経は末法一万…

【第35回】新生の決意で飛翔を​ (2017.4.4)

負けじ魂の翼を広げ この春、新出発した若人に、心からのエールを送りたい。 進学、就職など、望んだ道には進めなかった友や、思い描いた理想とのギヤップにたじろぐ友もいるだろう。 しかし、仏法は現当二世(げんとうにせ)だ。 常に”今ここから”希望を湧…

【第34回】足下を掘れ そこに泉あり (2018.3.21) ​

努力と挑戦の根を深く 歴史に輝(かがや)く世界青年部総会を通し、草木(そうもく)が萌(も)え出ずる如(ごと)く、新たな地涌(じゆ)の若人たちが力強く躍(おど)り出ている。創価の青年の連帯は、一段と大きく多彩(たさい)に広がった。本当にありが…

【第15回】妙法の宝の文字を世界へ​​ (2018.4.20)

滅せる梵音声かへって形をあらはして文字と成って衆生を利益するなり​​​​​(木絵二像開眼之事、469ページ) (通解) 釈尊が亡くなって、すでに減んでしまった仏の声が、かえって形を現して文字となって、人々に利益を与えるのである。 同志への指針 文字には衆…

小説「新・人間革命」 誓願 二十二 2018年4月20日

イギリスの理事長であったレイモンド・ゴードンは、フォークランド(マルビナス)戦争の翌年となる一九八三年(昭和五十八年)の十一月、「聖教新聞」紙上で、その時の様子を、こう語っている。 「大半のメンバーは、この戦争が一日も早く終わるようにと、心…

小説「新・人間革命」 誓願 二十一 2018年4月19日

日蓮大聖人がめざされたのは、苦悩にあえいできた民衆の幸せであった。 そして、日本一国の広宣流布にとどまらず、「一閻浮提広宣流布」すなわち世界広布という、全人類の幸福と平和を目的とされた。 この御精神に立ち返るならば、おのずから人類の共存共栄…

小説「新・人間革命」 誓願 二十 2018年4月18日

軍部政府が強要する神札を公然と拒否することは、戦時中の思想統制下にあって、国家権力と対峙し、思想・信教の自由を貫くことである。 それは、文字通り、命がけの人権闘争であった。 事実、牧口常三郎は、逮捕翌年の一九四四年(昭和十九年)十一月十八日…

小説「新・人間革命」 誓願 十九 2018年4月17日

一九八三年(昭和五十八年)五月、SGIは国連経済社会理事会(ECOSOC)の、協議資格をもつNGOとして登録された。 また、この年の八月八日、SGI会長である山本伸一に「国連平和賞」が贈られ、東京・渋谷区の国際友好会館(後の東京国際友好会館…

小説「新・人間革命」 誓願 十八 2018年4月16日

戸田城聖は、かつて山本伸一に語った。 「人類の平和のためには、"具体的"な提案をし、その実現に向けて自ら先頭に立って"行動"することが大切である」 「たとえ、すぐには実現できなくとも、やがてそれが"火種"となり、平和の炎が広がっていく。 空理空論は…