【第36回】初めの3力月が勝負 (2018.4.18)


正義の大哲学を語り抜け
 
1253年(建長5年)の4月28日、日蓮大聖人は、御年(おんとし)32で「立宗宣言」され、妙法弘通(みょうほぐつう) の大闘争(だいとうそう)を開始された。
「今(いま)日蓮が唱(とな)うる所(ところ)の南無妙法蓮華経末法一万年の衆生まで成仏(じょうぶつ)せしむるなり」(御書 720ページ)と厳然(げんぜん)と仰(おお)せである。
 
御本仏に直結し、万年先までの民衆の幸福と平和の大道を開きゆく青春が、どれほど偉大にして、崇高なロマンか。
御聖訓には、「何(いか)なる世(よ)にか 父母・師匠をも・すくひ奉(たてまつ)るべきと・ひとへに・をもひ切りて申し始め」(同3211ページ))と綴(つづ)られている。
勇敢(ゆうかん)に、恐(おそ)れなく、思い切り、正義の大哲学を語り抜(ぬ)くのだ。
 
広布拡大の情熱を燃やして
 
新しい人材の躍動(やくどう)ありて、 新しい栄光の時代は創(つく)られる。
新任リーダーの青年の、はつらつたる挑戦を、私は最大の期待を込めて見つめている。
65年前、私も男子部の第一部隊長として、”力ある人材を輩出(はいしゅつ)する”  ”後輩を自分以上の人材に”と強盛(ごうじょう)に祈りを重(かさ)ねた。 そして一人一人と会い、激励の手紙を送り、共々に拡大の歴史を築(きず)き上げていった。
 
「幹部の責任は、会員を幸福にすることにある。それ以外には、何もない」との恩師の師子吼(ししく)を、若き命に刻(きざ)みながら。
さあ、「初めの3力月」が肝心(かんじん)だ。広布の情熱を燃やして、スター卜ダッシュを!