2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

本部幹部会で紹介された池田先生の指針 2018年4月4日

永遠に崩れぬ「仏」の境涯を開け 励ましはスピードで決まる ともに悩みともに祈る 学会こそ人生の「安全の軌道」 一番、偉いのは「民衆を救う人」「民衆の幸福のために戦う人」──1993年12月に開かれた本部幹部会で、同志にエールを送る池田先生(八王…

【第13回】職場を人間修行の道場に (2018.4.6)

神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候、法華経はよきつるぎなれども・つかう人によりて物をきり候か (四条金吾殿御返事、1186ページ) (通解) 諸天善神の守護といっても、人の心が強いことによるということである。 法華経は良き剣であるが、…

小説「新・人間革命 誓願 十二  2018年4月7日

日顕は、山本伸一の関西青年平和文化祭でのあいさつについても、「『日顕上人猊下』と言ったが、なぜ、『御法主上人』と言わなかったか!」と言うのである。 あの感動の文化祭を見て、青年たちをねぎらうどころか、わざわざ、このことを言うために伸一たちを…

小説「新・人間革命」  誓願 十一  2018年4月6日

関西青年平和文化祭では、会長の秋月英介のあいさつに続いて、山本伸一がマイクを手にした。彼は、出演者や来賓の方々に、深く感謝の意を表し、平和への思いを語った。 「平和は、人類の願望である。私どもは正法正義を根本とし、ただひたすらに、平和に向か…

小説「新・人間革命」  誓願 十  2018年4月5日

本島等長崎市長は、山本伸一がこれまで、世界平和と人類の幸福を願って、ソ連のコスイギン首相やアメリカのキッシンジャー博士、中国の周恩来総理など、世界の指導者と対話を重ねてきたことこそ、平和実現のカギになると訴え、こう続けた。 「三発目の原爆が…

小説「新・人間革命」  誓願 九  2018年4月4日

創価学会の平和運動は、仏法の生命尊厳の思想を人びとの胸中に打ち立て、ユネスコ憲章に謳われているように、「人の心の中に平和のとりで」をつくることを基調としている。 法華経の精髄たる日蓮仏法には、人間に内在する「仏」の生命を顕現し、悪の心を滅し…

小説「新・人間革命」  誓願 八  2018年4月3日

大阪の庶民のなかに身を投じ、"この世の悲惨をなくす""誰一人として幸せにせずにはおくものか!"と誓った戸田城聖の一念──それは即「平和の心」にほかならなかった。 山本伸一は、この戸田の心を胸に、その実現のために、全精魂を傾けて奔走した。 そして、…

小説「新・人間革命」  誓願 七  2018年4月2日

山本伸一は、一九五六年(昭和三十一年)七月、学会が初めて推薦候補を立てた参議院議員選挙で、大阪地方区の支援活動の最高責任者を務め、見事、当選を勝ち取った。 "当選など不可能である"との、大方の予想を覆し、「"まさか"が実現」と新聞で報じられた、…

女性の心が世界を変える  2018年4月1日

誰もが皆、「母」をもち、「家族」をもち、「幸福」を求める同じ人間である。 遠く離れた他国にあっても、身近にあっても、同じ人間である。 他者の苦しみに胸を痛める、同苦の心。 他者の幸福を願う、やむにやまれぬ祈りの心。 この女性の心が、世界に友情…

【第12回】師子王の人生を進め! (2018.3.29)

牛王の子は牛王なりいまだ師子王とならず、師子王の子は師子王となる(日妙聖人御書、1216ページ) (通解) 牛王の子は牛王であり、いまだ師子王とはならない。 師子王の子は師子王となる。 同志への指針 新しい出発の春! 卒業や進学・進級を迎えた未来…

小説「新・人間革命」  誓願 六 2018年3月31日

上野弘治の妻は、山本伸一への手紙に、こう記した。 「宿命と闘った主人は、子どものように純粋で美しい顔でした。 主人は、私たちを納得させて亡くなりました。 信心とはこういうものだ、宿命と戦うとはこういうものなんだ、と必死に生きて生き抜いて教えて…

小説「新・人間革命」  誓願 五  2018年3月30日

組み体操の練習に励んでいた上野弘治が、「気分が悪い」と訴え、救急病院へ運ばれたのは、三月六日のことであった。 いったん自宅に戻るが、意識障害が始まり、再び入院した。 混濁する意識のなかで、「親友が六段円塔の一番上に立つんだ……」と繰り返した。 …

小説「新・人間革命」  誓願 四  2018年3月29日

六段円塔の二段目のメンバーが、上に十九人を乗せたまま、腰を伸ばす。 その足が一段目の友の肩に食い込む。 自分たちが腰をしっかり伸ばしきらなければ、上に乗った人たちがバランスを崩して落下することになる。 歯を食いしばって立ち上がる。 続いて、三…

小説「新・人間革命」 誓願 三  2018年3月28日

「常勝関西」に、さわやかな希望の青空が広がっていた。二十二日午後一時半、関西青年平和文化祭は、新入会員一万人の青年による平和の行進で幕を開けた。 誉れの青春を、真実の生き方を求めて創価の道に進んだ新入会の若人たちが、胸を 張って歩みを運ぶ。…

小説「新・人間革命」  誓願 二  2018年3月27日

第一回関西青年平和文化祭の前年にあたる一九八一年(昭和五十六年)十一月、第三回関西総会に出席するため、大阪を訪れた山本伸一に、関西の青年たちは言った。 「来年三月の関西青年平和文化祭は、『学会ここにあり、創価の師弟は健在なり!』と、満天下に…

小説「新・人間革命」 誓願 一  2018年3月26日

新しき時代の扉は青年によって開かれる。若き逸材が陸続と育ち、いかんなく力を発揮してこそ、国も、社会も、団体も、永続的な発展がある。 ゆえに山本伸一は、常に青年の育成に焦点を当て、全精魂を注いできた。 青年が、広布の後継者として大成していくう…