小説「新・人間革命」 誓願 九 2018年4月4日
学会は、日々、その教えを実践し、一人ひとりが人間革命に励み、苦悩の宿命を転換するとともに、社会建設の主体者となって、はつらつと生命尊厳の哲理の連帯を広げてきた。
平和とは、単に戦争のない状態をいうのではない。
地球上のあらゆる人びとが、核の脅威や飢餓、貧困、差別など、人間を脅かすあらゆる恐怖や不安から解放され、生きる喜びと幸せを実感できてこそ、真の平和である。
さらに、「人類の悲願である世界の恒久平和の確立は、互いの人間の奥に光る善性を発見し、民衆と民衆との強い連帯のもとに、人間の心と心のふれあいによってはぐくみ、育てるものである」と力説。
その意味から、創価学会青年部の、平和活動と文化の発展のための努力に対し、惜しみない賛辞と拍手を送りたいと語った。