【第13回】職場を人間修行の道場に (2018.4.6)

神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候、法華経はよきつるぎなれども・つかう人によりて物をきり候か
四条金吾殿御返事、1186ページ)
 
(通解)
諸天善神の守護といっても、人の心が強いことによるということである。
法華経は良き剣であるが、使う人によって、切れるかどうかが決まる。
 
同志への指針
新社会人のフレッシュな息吹こそ、職場の活力の源泉である。
張り切って新風を起こすのだ。
不安や戸惑いもあろう。
反省や失敗もある。しかし、全てが勉強だ。
妙法は最極の宝剣である。忙しい時は、たとえ三唱でも、一念を込めて題目を唱えれば、生命力が涌現するのだ。
勇気ある信心に立てば、諸天も味方し、勝利の道を切り開けることを忘れまい。