仏法は「生命変革の哲理」 2018年4月22日


日蓮大聖人の仏法は、「人間」を最高に強く賢くし、「心」を豊かに鍛え上げる「生命変革の哲理」だ。
御書の一文字一文字は、人間の根源の力を引き出すための仏の金文字である。
御書は、民衆が永遠に勝ち栄えゆくための「勝利への源泉」なのである。
  
教学が大切である。
人体でいえば「骨格」にあたる。
教学がしっかりしていれば信心は崩れない。
日蓮大聖人は「信行学」と仰せである。
信仰は、あくまで「信行」が基本である。
そのうえに「学」を身につければ、これほど強いことはない。
  
教学を深めることで、疑問が納得に変わり、「そういうことだったのか」と分かれば、さらに強盛な祈りとなる。
「本当にすごい仏法だ」と感じれば、祈りに感謝が生まれる。
「叶わないわけがない」と腹が決まれば、祈りは歓喜に包まれる。
「学」によって「信」が強くなれば、歓喜と感謝の祈りが生まれ、御本尊の功徳力を存分に強く引き出していくことができる。
  
創価学会は信仰の世界である。
どこまでも「信心」がどうか、「人格」がどうかである。
何より私たちは、学会という、「民衆の総合大学」で学んでいる。
この、“創価学会大学”こそ、人間の生き方を学べる“最高の大学”なのである。
 
新緑萌ゆる渓谷。川の水面もまた、エメラルド色に輝いていた。
1983年(昭和58年)5月、池田大作先生が東京・奥多摩の氷川を訪れた折に収めた一葉。氷川は、第2代会長の戸田城聖先生のもと、人材グ
ループ「水滸会」の野外研修が行われた地である。
かつて池田先生は、戸田先生との教学研さんの思い出を振り返りつつ語った。
「御書を開けば、『希望』も『勇気』も『智慧』も、いくらでも湧いてくる。絶対の確信が生まれる」と。
「教学部任用試験(仏法入門)」の受験申し込みが各地で行われている(5月13日まで)。
さあ共に勇んで「行学の二道」に励み、新しい人材の大河を広げゆこう。