2018-05-13から1日間の記事一覧

【第4回】 持続の信心――日々、新たな決意で出発 ​(2018.5.9)

小説「新・人間革命」第26巻「奮迅(ふんじん)」の章 「『さあ、出発しよう! 悪戦苦闘(あくせんくとう)をつき抜けて! 決められた決勝点は取り消すことができないのだ』 これは、ホイットマンの詩集『草の葉』にある、有名な一節であります」 集った青年…

友情こそ人生の最高の宝 2018年5月13日

友と会い、語る。 一緒に悩み、考える。 すると心中には、限りない慈しみと知恵が湧く。 それが思いきった実践となっていく。 いつしか生命は、ダイナミックに回転を始める。 「友情」が、生命にみずみずしい触発を与えているのだ。 人格と人格、魂と魂で結…

永遠なれ創価の大城 池田大作〉31 五月の空に栄光の虹 2018年5月10日

世界に鳴り響け広布大願の鐘 皆で最高に楽しき婦人部総会を! 若葉がまぶしい東京・千代田区西神田の街角。戦後間もない頃、この一角に草創の学会本部があった(4月30日、池田先生撮影) 「創価学会の日」の五月三日、本年は「創価学会母の日」の制定から…

小説「新・人間革命」〉 誓願 四十 2018年5月12日

世界は激動している。動かぬ時代もなければ、変わらぬ社会もない。氷結したように見える事態にも、雪解けの時は来る。 山本伸一は、人類の歴史は、必ずや平和の方向へ、融合の流れへと向かっていくことを強く確信していた。 いや、“断じて、そうさせていかね…

小説「新・人間革命」 誓願 三十九 2018年5月11日

山本伸一は、第三代会長辞任から十余年、世界平和の道が開かれることを願い、広宣流布の大潮流をつくらんと、走りに走り、語りに語ってきた。 そのなかで世界は、一つの大きな転機を迎えようとしていた。東西冷戦の終結である。 世界を二分することになる、…

小説「新・人間革命」 誓願 三十八 2018年5月10日

山本伸一は、広宣流布に駆ける全世界の尊き同志を励まし、活動の指針、人生の指針を示すためにも、詩を贈り続けた。 一九八一年(昭和五十六年)のヨーロッパ、北米訪問の折に、フランス青年部、アメリカ青年部に、また、大分・熊本等の指導では全青年部に「…

小説「新・人間革命」 誓願 三十八 2018年5月10日

山本伸一は、広宣流布に駆ける全世界の尊き同志を励まし、活動の指針、人生の指針を示すためにも、詩を贈り続けた。 一九八一年(昭和五十六年)のヨーロッパ、北米訪問の折に、フランス青年部、アメリカ青年部に、また、大分・熊本等の指導では全青年部に「…

小説「新・人間革命」 誓願 三十七 2018年5月9日

山本伸一が会談したのは、各国の大統領や首相などの指導者にとどまらず、学術・芸術・教育関係者など多岐にわたり、しかも、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、北・中・南米、アフリカと全世界に及んでいる。 一九九〇年(平成二年)の十二月から、翌年前半に…

小説「新・人間革命」 誓願 三十六 2018年5月8日

マンデラ副議長と山本伸一の語らいは弾み、予定された五十分の会見時間は、瞬く間に過ぎた。会談を終え、共に歩みを運びながら、伸一は言った。 「偉大な指導者には迫害はつきものです。これは歴史の常です。 迫害を乗り切り、戦い勝ってこそ偉大なんです。 …