2018-05-19から1日間の記事一覧

【第38回】御書は人生の羅針盤なり (2018.5.16)

御本仏の大境涯を拝して 伝統光る任用試験へ、教学練磨(れんま)の息吹(いぶき)が広がっている。 誰もが幸福をつかみ、勝利者となるための仏法である。 ゆえに、学会の教学は、万人(ばんにん)に開かれ、万人が喜びにあふれ て学べる哲理(てつり)なの…

【第19回】今日も歓喜の題目を (2018.5.18)

口に妙法をよび奉れば我が身の仏性もよばれて必ず顕れ給ふ、梵王・帝釈の仏性はよばれて我等を守り給ふ、仏菩薩の仏性はよばれて悦び給ふ​​​​​​​​​ (法華初心成仏抄、557ページ) (通解) 口で妙法をお呼びすれば、私たち自身の仏性も呼ばれて必ず現れる。 …

【第18回】婦人部に功徳と幸福あれ (2018.5.8)

いまは法華経をしらせ給いて仏にならせ給うべき女人なり (乙御前母御書、1222ページ) (通解) 今、(あなたは)法華経を慕われているので、必ず仏におなりになる女人である。 同志への指針 妙法と共に生きる女性が、不幸になるわけがない──御本仏の大慈…

小説「新・人間革命」〉 誓願 四十六 2018年5月19日

ソ連の崩壊にともない、エリツィン率いるロシア共和国は、ロシア連邦となり、旧ソ連の国際的な諸権利等を継承するが、財政危機など、前途は多難であった。 また、東側陣営であった国々は自由を手に入れたが、ユーゴスラビアをはじめ、アゼルバイジャン、アル…

小説「新・人間革命」 誓願 四十五 2018年5月18日

予言者の語った二つの道の一つ目は、「圧政によって王座を固めること」であった。 そうすれば、王権の継承者として、強大無比な権力が与えられ、その恩恵に安住できる。 そして、二つ目は、民に自由を与えることであり、それは「受難の厳しい道」である。 な…

小説「新・人間革命」 誓願 四十四 2018年5月17日

保守派指導者によるクーデターは、ロシア大統領のエリツィンが打倒を呼びかけ、民主化を求める民衆がこれに続き、鎮圧された。 解放されたゴルバチョフが、モスクワに戻ると、既に実権はエリツィンに移り、その流れは、加速していった。 一九九一年(平成三…

小説「新・人間革命」 誓願 四十三 2018年5月16日

軍縮への流れをつくり、ソ連国内の経済再建、民主化への政治改革を打ち出したゴルバチョフは、一党独裁から複数政党制の容認、大統領制の新設など憲法改正を行い、一九九〇年(平成二年)三月、ソ連の初代大統領に就任した。 同年、その平和への偉大な貢献に…

小説「新・人間革命」 誓願 四十二 2018年5月15日

ゴルバチョフは、膠着した状況にあったアフガニスタンからの撤兵を決断した。 一九八七年(昭和六十二年)十二月、米ソ間で、軍事史上画期的なINF(中距離核戦力)の全廃条約が調印された。 また、ソ連の改革は東欧の国々にも及び、自由と民主の潮流は一…

小説「新・人間革命」  誓願 四十一 2018年5月14日

戦争を行うのは人間である。 ならば、人間の力でなくせぬ戦争はない──山本伸一は、そう強く確信し、第二次訪中を果たした。 周恩来総理は、彼との会見を強く希望し、入院中であるにもかかわらず、医師の制止を振り切って、迎えてくれた。 伸一は、中ソの和平…