2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【第17回】後継の成長こそ世界の希望 (2018.5.2)

法華経の御命をつがせ給う事・三世の諸仏を供養し給へるにてあるなり、十方の衆生の眼を開く功徳にて候べし、尊しとも申す計りなし(上野殿御返事、1512ページ) (通解) (南条時光が日蓮大聖人を支え)法華経の御命を継がせておられることは、三世の諸…

小説「新・人間革命」  誓願 三十四 2018年5月4日

山本伸一は、マンデラ副議長の行動は、広い意味での人間教育者の役割を担ってきたと述べ、その功労に対して、創価大学から最高栄誉賞を贈りたいと伝えた。 そして、同席していた学長から同賞が副議長に手渡された。 さらに、伸一は、南アフリカ共和国は「花…

小説「新・人間革命」  誓願 三十三 2018年5月3日

山本伸一がマンデラ副議長の功績を讃えると、副議長は応じた。 「温かい歓迎に感謝します。 名誉会長は、国際的に有名な方で、わが国でもよく知られています。 人類の『永遠の価値』を創りながら、その価値で人びとを結ぶ団体のリーダーとしての役割は、世界…

小説「新・人間革命」 誓願 三十二 2018年5月2日

「ビバ! マンデラ!」 一九九〇年(平成二年)十月三十一日、東京・信濃町の聖教新聞社前は、五百人ほどの男女青年の歓呼の声に包まれた。 この日、山本伸一は、青年たちと共に、南アフリカ共和国の人種差別撤廃運動の指導者である、アフリカ民族会議(AN…

小説「新・人間革命」  誓願 三十一 2018年5月1日

ゴルバチョフ大統領は、山本伸一との語らいのなかで、自分の率直な真情を口にした。 「私は、どのようなテーマでも、取り上げたくないものはありません。 すべて、言いたいことを言ってください。私もそうします。 今まで日本の方とは、あまりにも紋切り型な…

小説「新・人間革命」  誓願 三十 2018年4月30日

ゴルバチョフ大統領は、山本伸一の社会・平和行動について言及していった。 「私は会長の知的・社会的活動、平和運動を高く評価していますが、その理由の一つは、あらゆる活動のなかに、必ず精神的な面が含まれているからです。 私たちは今、『政治』のなか…