【第7回】 尊き同志に最敬礼を (2013.2.17)

 励ましの絆が、今ほど求められている時代はない。
 人間、誰しも絶望的になる時もある。しかし、それに耐え、乗り切っていけば、大事な成長の糧になる。
 いわんや、妙法を唱えている人は、長い人生の上から見れば、必ず、全てが変毒為薬される。ゆえに、何も心配しないで、同志と共に、信心強盛に生き抜いていくのだ。
      
 法華経の「最上第一の相伝」とは何か。
 それは「当に起って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし」の文であると、日蓮大聖人は仰せである(御書781ページ)。
 広布に戦う同志を、仏のごとく敬い、大切にする。こまやかに心を砕いていく。これがリーダーの役目である。
 尊き同志に最敬礼だ。
 会合も、楽しく、明るく、「参加して、よかった」と、信心の歓喜が湧き上がるものでなければならない。一つ一つの会合、一つ一つの出会いを大事にしていきたい。
 祈って語れば、心が通う。希望が広がる。
 リーダーは、皆が健康で、幸福になり、喜んでくれるよう、全力を挙げていこう!
      
 御聖訓には、「命限り有り惜む可からず遂に願う可きは仏国也」(同955ページ)と仰せである。
 中途半端では、結果は出ない。勇気の信心で立ち上がってこそ、偉大なる力と功徳が湧いてくる。
 いかなる波浪も、信心で勝ち越える一人一人が宝の人である。
 これからも、永遠に、創価の和合を守り抜こう!
 徹して一人を大切に──この大誠実の積み重ねによって、広宣流布は進むのだ。