きょうの聖教新聞  2009・8・27

★名字の言

▼この夏、映画にもなった新田次郎氏の小説『剱岳<点の記>』。明治40年(1907年)、舞台は、絶対に登れないと言われた北アルプス立山連峰の「剱岳」。この未踏の山頂に臨んだ挑戦者たちのドラマだ

▼不可能とされた登頂を可能にした一本の道ーそれは、だれもがあの道からは絶対に登れないと、最初から避けていた道だった。もともと道はあった。道を阻んでいた壁は、無理だと諦めていた心の中にあった。心の変革こそが、不可能を可能にしたのだ

▼東京・北総区の女子部では、毎朝、「きょう、自分が挑戦すること」を具体的にノートに書き出し、諸天を揺り動かす祈りと共に一日を出発する。強き一念は、明確な目的から生まれる。そして、悔いなく語り抜き、夜には、きょう一日の前進に感謝の唱題を

▼祈り動く中で、これまで語れなかった人を味方にした友、4時間の執念の対話で理解を広げた友など、歓喜のエピソードが続々と。池田名誉会長は綴る。「最も手強い壁は、実は心の中にある。ゆえに、勇気を持って自分と向き合い、『自己拡大の戦い』『人間革命の戦い』を起こすことだ!」

▼きょう一日のなすべきことを明確に、深い祈りと勇気ある行動で、断じて自身の最高峰へ! ( 進 )

★神奈川 栄光へ前進  横浜栄文化会館 
 本年度末に着工 明年秋の完成へ

★わが友に贈る
 「此の事にあはん
 為なりけり」
 今こそ正念場!
 わが力を出し切り
 栄冠を勝ち取れ