2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

随筆 人間世紀の光 No.198 永遠の同志・大関西㊤㊦ 2009-8-15/16

随筆 人間世紀の光 NO.198 師弟共戦の8月 ㊤ 2009-8-6 仏法は勝負! 決戦場に勇み立て 黄金の「今 この時」を 君よ悔いなく 関西と いえば常勝 晴ればれと 希望の未来へ、溌剌と若木が伸びる夏。嬉しいニュースが飛び込んできた。 関西創価高校のダンス部が…

小説「新・人間革命」  8月18日 命宝42

広島滞在四日目となる十日、山本伸一は、朝から、海外各国の理事長らと、寸暇を惜しんで懇談し、指導を重ねた。 世界広布は、伸一が師の戸田城聖から託された、断じて成し遂げねばならぬ人生のテーマであり、創価学会の使命であった。 世界広布とは、仏法の…

【第22回】 三世の勝利劇 ㊦ 2009-8-14

未来へ! 偉大な共戦譜を 「平和」とは不惜の大闘争 「きょうはすごい功徳を話すことにする」── ある時、戸田先生は切り出されました。 「我々はこの世に生命を受けて生きているが、決して今世だけの生命ではない。過去、現在、来世にわたって、三世に仏の大…

【第22回】 三世の勝利劇 ㊤ 2009-8-13

はじめに、このたびの台風九号で被災された兵庫、岡山、香川、徳島はじめ各地の皆様、また地震に遭われた静岡の皆様方に、心よりお見舞いを申し上げます。 さらに、毎日毎日、真心をこめて聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」の皆様方に、あらためて深く…

小説「新・人間革命」  8月15日 命宝41

「広島若竹少年少女合唱団」が、はつらつとした声で、「ぼくら師子の子」を歌い上げた。 山本伸一は、真っ先に拍手を送った。 「うまいね! もう、君たちは“若竹”なんかじゃない。一人前の“大きな竹”だ!」 メンバーの合唱は続き、「春が来た」「まっかな秋…

きょうの聖教新聞  2009・8・17

今日は、新聞休刊日です。

きょうの聖教新聞  2009・8・16

★名字の言 ▼フランス文学者の鹿島茂氏が書いていた。文豪バルザックの言葉で非常に感銘を受け、氏自身が標語にしているものがある。それは「進みながら強くなる」という言葉だ(「潮」9月号) ▼バルザックは、事業を起こしては失敗。借金を返済するために小…

きょうの聖教新聞  2009・8・15

★名字の言 ▼日本でも公開され、話題を呼んだ映画「ワルキューレ」。第2次世界大戦中のドイツにおける。クーデターを描いた作品だ。1944年7月、狂気の戦争を続行する独裁者を排除し、政権を転覆しようと軍部の高官らが立ち上がる。一時は首都を制圧しか…

きょうの聖教新聞  2009・8・14

★名字の言 ▼「池田先生の目と心」と題し、かつて中国・武漢大学の呉月娥元教授は日本語で詩を詠んだ。「子どもたちをみつめる時の先生の慈愛に満ちた目と心」「大衆の前で指導している時の先生の透き通った目と心」 ▼「目は心の鏡」。目を見れば、相手が何を…

きょうの聖教新聞  2009・8・13

★名字の言 ▼人名事典に二人の「アーノルド・トインビー」の名がある ▼一人は、池田名誉会長と対談集『21世紀への対話』を刊行した20世紀最高峰の歴史家。もう一人は、その叔父で19世紀の経済学者。貧困地域の人々を支え、そうした社会事業を行うセツル…

きょうの聖教新聞  2009・8・12

★名字の言 ▼プロ野球の現役最年長・工藤公康投手の転機は、プロ入り3年目のこと。シーズン途中に、米教育リーグでの修行を命じられた。そこでは、選手たちが最高峰の大リーグを目指し、必死に練習していた ▼自身を顧みた。現状に満足し、ハングリー精神を忘…

きょうの聖教新聞  2009・8・11

★名字の言 ▼子どもたちの遊ぶ元気な声が、窓の外から聞こえてくる。夏休みと言えば、小学生のころの日記の宿題を思い出す。毎日の出来事を記していく作業は大変だったが、当時の日記を押入れから引っ張り出してみると、楽しかった思い出がよみがえってくる ▼…

きょうの聖教新聞  2009・8・10

★名字の言 ▼立秋(7日)が過ぎた。暦の上では秋だが、まだ、まだ暑く、豪雨、台風が多くなる季節である。ただでさえ不順な天候が続く本年、災害への注意、備えは欠かせない ▼50年前の1959年(昭和34年)9月、伊勢湾台風は東海地方を中心に甚大な被…

小説「新・人間革命」  8月14日 命宝40

少年少女合唱団が大広間に入るように言われたのは、未来会の記念撮影が終わろうとしていた時であった。大広間に入ると、イスに座り、微笑みかける山本会長の姿が、メンバーの目に飛び込んできた。 “万歳! 駄目かもしれないと思っていたのに、先生とお会いで…

小説「新・人間革命」  8月13日 命宝39

広島文化会館の外に集まっていた「広島若竹少年少女合唱団」のもとに、青年部の役員が走った。解散する寸前であった。 「合唱団の皆さんは、会館の中に入ってください!」 皆、“なんだろう”と思った。 「きっと、山本先生の前で歌えることになったんだよ!」…

小説「新・人間革命」  8月12日 命宝38

「広島若竹少年少女合唱団」のメンバーは、本部総会の日、一生懸命に唱題し、夕刻、喜々として広島文化会館に集った。 東京から来た首脳幹部は、思った。 “山本先生は、夜の未来会結成式にも出られるという。そのうえ、合唱団まで激励していただくとなると、…

【第7回】 韓国のジャンヌ・ダルク 柳寛順《ユ グワン スン》 2009-8-9

乙女よ立ち上がる時は今! 「救国の乙女が 平和と幸福の礎 勝利の果実を我らに もたらした」(森田稔訳) ロシアの作曲家チャイコフスキーの傑作オペラ「オルレアンの少女(ジャンヌ・ダルク)」の一節である。 この世に、正義の信念に生き抜く乙女の声ほど…

小説「新・人間革命」  8月11日 命宝37

来賓のレセプションのあと、山本伸一は広島文化会館に戻り、午後七時から、広島未来会第二期の結成式に出席する予定であった。 広島未来会は、高・中等部、少年・少女部の代表からなる、二十人ほどのメンバーである。 総会に引き続き、レセプションで、全精…

師弟共戦の8月 ㊦ 2009-8-7

偉大なる 門下の宝剣 振り上げて 師弟不ニなる 法戦楽しや 札幌農学校に学んだ思想家・内村鑑三は綴った。 「臆せず、撓まず、悪と戦い、善と興すべきなり」 「進め、どこまでも進め、前途を危惧せずして進め」 「明日は今日よりも完全なれ」 「正義は実に誠…

随筆 人間世紀の光 NO.196  師弟共戦の8月 ㊤ 2009-8-6

君もまた 広宣流布の ナポレオン 断固前進 勝ちまくれ この八月は、世界史の大英雄ナポレオンの生誕二百四十周年に当たっている。 『前進!』ーこれは、わがナポレオン家の歴史と精神を表す言葉でもあります」 私が対談を進めるナポレオン家の当主シャルル・…

小説「新・人間革命」  8月10日 命宝36

本部総会終了後は、来賓を歓迎するレセプションが、山本伸一を待っていた。 彼は、レセプションの会場に入ると、「本日は、わざわざご臨席を賜り、誠にありがとうございました」と、丁重にあいさつし、来賓の一人ひとりと握手を交わしていった。 その伸一の…

小説「新・人間革命」  8月8日 命宝35

決意に燃える同志の顔は、紅潮していた。 山本伸一は、「百草を抹りて一丸乃至百丸となせり一丸も百丸も共に病を治する事これをなじ」(御書一一二一ページ)との御文を拝した。 百の薬草をすって一丸、あるいは百丸の薬をつくったとしても、病を治すという…

きょうの聖教新聞  2009・8・9

★名字の言 ▼長崎が64回目の原爆の日を迎えた。市内の平和公園に立つ「平和祈念像」には多くの人々の祈りが捧げられる。この像の作者は、近代彫刻の第一人者の北村西望氏。原爆という絶対悪と向き合い、「人類最高の希望の象徴」を造らんと全生命を傾注した…

きょうの聖教新聞  2009・8・8

★名字の言 ▼創価大学通信教育部の夏季スクーリングが、9日からスタートする。今年も多くの学生が集うことだろう ▼高齢社会の現代日本。学び続ける中に生き甲斐を見いだす人も増えている。だが、社会人学生の割合は、欧米に比べると1割程度だという。そうし…

きょうの聖教新聞  2009・8・7

★名字の言 ▼孔子の亡命の旅は、14年の長きにわたる。陳と蔡の国境付近で、一行は餓死の危機に見舞われた。弟子の一人、子路は、なかば憤りつつ、師に尋ねた。「君子も窮することがありますか」 ▼師は毅然として答えた。「君子固より窮す、小人窮すれば斯に…

きょうの聖教新聞  2009・8・6

★名字の言 ▼原爆投下から64年。核廃絶を願う広島、長崎の心は国際情勢の中で、希望と落胆の間を揺れ動いてきた ▼しかし、原爆使用の同義的責任を認め、「核兵器のない世界」を目指すオバマ米大統領の登場で、光が見えてきた。核廃絶こそ現実的選択とする主…

きょうの聖教新聞  2009・8・5

★名字の言 ▼成長するに従って、名前を変わる魚を「出世魚}という。縁起のよい魚として扱われ、門出を祝う席の料理などに使われる。代表的なものとしては、ブリが有名だ。稚魚はモジャコ。その次の段階を関西ではツバスと呼ぶ(『魚の事典』) ▼大阪・西淀川…

きょうの聖教新聞  2009・8・4

★名字の言 ▼宇宙飛行士の若田光一さんが、日本人初となる宇宙での長期滞在を無事終えた。トラブルを乗り越え、実験棟「きぼう」を完成させるなど、日本の宇宙開発に新たな歴史を刻む活躍に心から拍手を送りたい ▼若田さんが4ヵ月半を過ごした国際宇宙ステー…

きょうの聖教新聞  2009・8・3

★名字の言 ▼東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督がプロ野球の門をくぐって3年目のこと。人の何倍も練習したが、打率3割を超えられない。その頃、野球に関する、ある論文に出会う ▼ぐっと引かれた部分があった。相手投手の動きを見よと。直球か、変…

小説「新・人間革命」  8月7日 命宝34

師子吼のような講演であった。 山本伸一は、さらに、日本がめざすべき、今後の進路に言及。 中小・零細企業に従事している人たちが、失業、倒産といった事態に見舞われている危機的現状を指摘し、喫緊の問題として、「弱者救済」を最優先することこそ、政府…