きょうの聖教新聞  2009・11・10

★名字の言

▼共通語では言い換えのきかない微妙な情感を伝える方言がある、と言ったのは詩人の川崎洋さん。たとえば、津軽弁の「あずましい」。湯加減のほどよい風呂に、ゆったりと漬かった時などに思わず口に出る。心地よさ、ゆったり感、満足感などが結びついた形容だ

▼方言には、地域特有の歴史が紡ぎ出したぬくもりがある。こうした言葉の滋味は、発する人が積み重ねた人生によることもある

▼ある壮年部員の話を聞いた。職場でのいじめで悩んでいた。離婚、うつ病も経験。先が見えない苦しさに、逃げだそうとしたことも。彼を支えたのは、池田名誉会長の「雪柳 光の王冠」のエッセーだった。雪柳は風雪に耐え、自分の場所で根を張り、頑張り抜く。だからこそ、美しい花を咲かせられる

▼彼は、人生の開花を信じ、祈り耐えた。その後、再婚し、病も克服。男子部の部長として広布の道を駆けた。彼は「あきらなければ、必ず道は開ける」と。その一言に胸を打たれた

▼言葉には、ぬくもりがなければいけない。苦労した人に出すことのできる重みをもってー。うまく話そうと思わなくても、方言のように滋味ある信仰の感動、感謝を、自分の言葉で語りたい。その思いは、友の心に必ず届く。 ( 時 )

★青年が先頭に! 希望の拡大の万波を
 原田会長 栃木の総会へ 九州 創価班・牙城会大学校 関西 芸術部が集い

★マーチングバンド 関東大会
 創価ルネサンスバンガードが1位 全国大会に出場へ
 創価大学プライド・オブ・ソウカは金賞に輝く
 中部鼓笛隊 東海大会で銀
 和歌山ブルーイーグルス 関西で特別賞

★わが友に贈る
 あの町で この家で
 幸の花咲く座談会
 君も勝て!
 我も勝つ!
 明年へ誓願の出発だ