きょうの聖教新聞  2009・11・22

★名字の言

▼長年、がん患者に接してきた医師が語っていた

▼ある患者から、「先生は、いつも私に『頑張りましょう』と言うけれど、私は、もう十分に頑張ってきた。これ以上、どうすればいいのか」と指摘され、表面的な言葉だけの励ましであったことを猛省。医師である前に一人の人間として、同苦の心を忘れてはならないことを実感したという

▼仏典には仏は少病少悩とある。悩みや苦労がない人間に、他人の苦しみは理解できない。自分自身にも病気や人生の悩みがあるからこそ、苦しむ人々に真に寄り添い、立ち上がらせていけるのではないだろうか

▼今、各地の座談会で、体験談が生き生きと語られている。子育てや人間関係など、さまざまな苦難と戦いながら、明るく前進する創価のと友。その言々句々は、現実の生活闘争ゆえに重く、その励ましの姿は、地域の依怙依託と光る

▼戸田第2代会長は叫んだ。「貧乏人と病人を救うのが本当の宗教だ。学会は不幸な人の味方だ。いかに嘲笑されようとも、その人たちのために戦うのだ」と。ありのままの姿でよい。わが人生を生き抜き、同苦の心で人々を励ます。苦労は買ってでもするー。それが人生を勝利し、社会に幸せを運ぶ根本の生き方と知りたい。( 立 )

★第6回 文明間対話のフォーラム
 アメリカの平和研究機関 池田国際対話センターで
 教育哲学者デューイの生誕150周年を記念
 デューイと仏法の思想は共鳴
 SGI会長こそ 社会変革の指導者

★わが友に贈る
 慌ただしい時節だ
 火災に厳重注意!
 ストーブ、コンロなど
 必ず火の元を点検
 絶対無事故を祈り合え