きょうの聖教新聞  2009・11・5

★名字の言

▼「中堅社員に求める最も重要な役割は『後輩の育成』が72%」。その一方で「育成を『遂行している』中堅社員はわずか3%」-本年5月、産業能率大学総合研究所が発表した「中堅社員の現状に関する調査」の結果だ

▼企業のトップ、あるいは人事担当が求めている中堅社員のあり方と、実際の状況に、大きな隔たりがあることが、うかがえる。「今後、導入あるいは強化したいこと」の項目でも「次世代リーダーの育成」が36%でトップだった。今や「育成」は、時代のキーワードだ

▼どんな組織でも、一方通行の「号令」だけでは、人は成長しないものだ。新任の後輩は、先輩から見れば、どことなく頼りなく、力不足に感じることがあるかもしれない。しかし、自分の時はどうだったろうか。思い返してみれば、慣れない立場や環境で、必死に挑戦したのは、同じでなかったか。大事なのは、後輩を「信頼」し、どこまでも「一緒に」成長していこうとする姿勢であろう

▼池田名誉会長は「どれだけ、後輩を大事にし、人材を育てたか。この一点にこそ、単なる『権力者』であるか、優れた『指導者』であるかの違いがある」と。拡大・発展といっても、相手をどれだけ親身になって「育成」したかによって決まる。 ( 行 )

★全国秋季ディベート大会で初優勝
 創価大学が日本一!

★南米 ボリビア 美しき高原都市 コチャバンバ市 香峯子夫人に社会貢献賞
 「人間主義の思想をもとに 人類を平和と幸福に導く!

★わが友に贈る
 新しきリーダーよ
 ベストを尽くせ!
 君の真剣と誠実から
 勝利への歯車が
 回り始めるのだ!