きょうの聖教新聞 2009・11・24

★名字の言

▼沖縄では、苦しむ人を見て、他人事のような言い方はしない。チムギリサン(私の心が痛む)-あなたが苦しんでいると、私も本当に苦しい、と言う

▼入院した後輩のところへ、高校時代、寮生活を共にした先輩が駆けつけた。先輩は後輩の家族に言った。「私は、お見舞いに来たのではありません。彼と同じ病を経験した一人として、彼が死を連想させるこの病から逃げず、真正面から闘えるよう激励に来たのです」

▼先輩自身、この病を4度、克服。壮絶な闘病体験を通して、後輩の体の全細胞に「勝利」の二字を刻むがごとく励ました。「僕は君の応援団長であり、戦う同志だ!一緒に病に勝とう!そして、生命の力の偉大さを示そうよ!」。熱い心に涙した後輩は、病気克服を真剣に祈る日々だ

▼同苦することは難しい。だが、もし自分が相手の立場だったら・・・。この想像力を働かせる努力だけは惜しむまい。その努力が相手の心の窓を開く。日常生活に追われると、自分でも気づかないうちに他人事になっている時がある。その心を、相手は敏感に察知する

▼「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし」(御書758ページ)。この御精神に、どこまで迫れるか。精進の日々でありたい。 ( 川 )

★中国の西部開発の大拠点 寧夏大学が池田名誉会長に終身名誉教授称号
 何建国学長が来日し創価大学で授与
 「友好の平和の使者を中国人は深く敬愛」

★わが友に贈る
 誉れの地区部長
 地区婦人部長の皆様
 完勝の指揮を頼む!
 尊き汝の使命を
 勇敢に果たしゆけ!