【第62回】「強盛な信心」で勝利の春を (2019.4.4)

敵(かたき)は・ねらふらめども法華経の御信心強盛なれば大難も・かねて消え候か、是(これ)につけても能く能く御信心あるべし​​(四条金吾殿御返事、1186ページ)​
 
(通解)
(あなた〈四条金吾〉も、石虎将軍(せっこしょうぐん)の故事と同様である)敵は狙っているであろうが、法華経への信心が強盛であるので、大難も、事が起きる前に消えたのでありましょうか。
これにつけても、よくよく強盛な信心を起こしていきなさい。
 
同志への指針
 
恩師は“母の仇討(あだう)ちの一念で放った矢が岩をも貫いた”という石虎将軍の故事を、よく語られた。
そして、この御聖訓を拝し、いかなる強敵も恐れるな! 正義の人生は勝利への執念を貫け! と師子吼(ししく)されたのである。
恩師が教えてくださった御本仏直伝の「強盛なる信心」で、一切を乗り越え、創価桜の道を爛漫(らんまん)と勝ち開こうではないか!