2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2009・9・7

★名字の言 ▼世界遺産の地形・地質版といわれる「世界ジオパーク」に、北海道の洞爺湖有珠山、新潟県の糸魚川、長崎県の島原半島の3地域が日本から初めて認定された ▼世界遺産は、貴重な自然や文化遺産を人類共通の遺産として保護することを目的とする。ジオ…

きょうの聖教新聞  2009・9・6

★名字の言 ▼文明の十字路トルコのイスタンブール。「この街では、イスラム教徒もキリスト教徒もユダヤ教徒も(中略)同じ地域の人間として、ともに生きてきた」(野中恵子著『寛容なる都』) ▼1453年、オスマン人のコンスタンチノープル侵攻で生まれた。…

きょうの聖教新聞  2009・9・5

★名字の言 ▼いつまでも「若い」と言われる秘訣がある。それは「かきくけこ」を意識することだ。20歳以上も若く見える理由を問われて、70歳代後半の女性が答えたという(読売新聞) ▼「か」は感動する。「き」は興味を持つ。「く」は工夫する。「け」は健…

【第25回】 普賢の英知  2009-8-30

「一日の命は三千界の財にもすぎて候なり」(御事986ページ)大宇宙の全財宝よりも尊い、この一国の命を、広宣流布のために捧げて戦い切る。 これほど崇高な生命の道はない。その功徳は、無量にして永遠です。 仏にも等しい、全国の同志の皆様方の尊き奮…

小説「新・人間革命」  9月4日 命宝57

呉での合計三度の勤行会を終えた山本伸一は、さらに控室で、地元の功労者や教育部の代表らと会い、激励を重ねた。 呉会館を出発する時も、各部屋を見て、こまやかな配慮を怠らなかった。 「今、私が控室として使わせてもらった部屋は、今後は、婦人部と女子…

きょうの聖教新聞  2009・9・4

★名字の言 ▼幕末期、明治維新の原動力となった人材を多く輩出した松下村塾(山口県・萩市)。特徴的なのは塾生の大半が「近所に住む、ごく普通の少年」だったことだという ▼高杉晋作、久坂玄端、木戸孝允、山県有朋も萩生まれの萩育ち。松下村塾から半径約2…

小説「新・人間革命」  9月3日 命宝56

杉村七郎は、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との、公明党の立党精神を、座右の銘にしていた。 まさに、その通りの生涯であった。 山本伸一は、杉村が亡くなったという報告を聞くと、すぐに励ましの手紙を送った。また、翌月…

きょうの聖教新聞  2009・9・3

★名字の言 ▼本紙の文化欄でも登場いただいた物理学者の米沢富美子さん。研究と3人の子育て、乳がんとの闘い、母の介護・・・困難に負けず女性初の日本物理学会会長になるなど、女性化学者のパイオニアだ ▼彼女は「めげない」「優先順位をつける」など、人生…

小説「新・人間革命」  9月2日 命宝55

山本伸一が呉会館を訪れるのは、初めてであった。会館にも大勢の人が詰めかけていた。 伸一は、ここでも、皆と一緒に勤行し、一人ひとりに声をかけ、激励を重ねた。 目の不自由な婦人を見ると、彼は言った。 「何かと大変でしょうが、信心の眼を開いていけば…

きょうの聖教新聞 2009・9・2

★名字の言 ▼困難にぶつかったとき、心がどう動くか。頭の中で「大変だ、きつい、しんどいといった否定的な言葉が浮かんでくると、集中力は途切れてしまいます」。こう語るのは、『<勝負脳>の鍛え方』の著者である林成之・日本大学大学院教授だ(「第三文明…

小説「新・人間革命」  9月1日 命宝54

「大変にありがとうございました! 今日から、新しい決意で出発しましょう」 山本伸一は、こう言って立ち上がると、参加者と握手を交わしながら、外に出た。 すると、婦人部の竹島登志栄が、駆け寄って来て、伸一の腕を引っ張って言った。 「先生! 呉会館は…

きょうの聖教新聞  2009・9・1

★名字の言 ▼きょう9月1日は、立春から数えて、ちょうど「二百十日」。例年、この日から9月いっぱいかけて台風が多い。災害への備えが欠かせない ▼気象庁は、早ければ今秋から、GPS(全地球測位システム)を天気予報に活用する。GPSは、人工衛星からの電波…

きょうの聖教新聞  2009・8・31

★名字の言 ▼タンゴダンス世界選手権が23日から31日まで、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されて いる。日本でも先月、アジア予選が行われるなど今、世界的ブームだ ▼この世界選手権の優勝者に送られる章が「民音賞」。遠く離れた南米の地で、なぜ…

きょうの聖教新聞  2009・8・30

★名字の言 ▼大変だと思ったことが、後から振り返ればたいしたことではない場合がある。反対に過去を振り返った時、その時は気付かなかった重大な変化を発見することがあるー。この「時間の遠近法」を用いて研究を進めたのが、歴史学者のトインビー博士だ ▼博…

きょうの聖教新聞  2009・8・28

★名字の言 ▼ニュースで流れた映像は、見覚えのある風景だった。山口県で豪雨災害があった先月下旬。広島県の男子部員は、友人宅のすぐ近くだと気付いた。これまで何年もわたって、本紙の切り抜きを持っては訪ねては励ましていた友人だった ▼連絡がつくと、山…