きょうの聖教新聞 2009・9・2

★名字の言

▼困難にぶつかったとき、心がどう動くか。頭の中で「大変だ、きつい、しんどいといった否定的な言葉が浮かんでくると、集中力は途切れてしまいます」。こう語るのは、『<勝負脳>の鍛え方』の著者である林成之日本大学大学院教授だ(「第三文明」10月号)

▼これが人の心の性分であろう。だから「そんなときには、すぐに否定的な言葉を、肯定的な言葉に置き換えるのです。これは日ごろから訓練をしていないと、いざというときには実践できません」と林氏は言う

▼友を励まし、自らを磨く私たちの信仰は、この「訓練」を知らず知らず積んでいる日々ではなかろうか。真剣な唱題で弱気な自分に勝ち、過大に挑むとき、わが生命は勝利への「集中力」に燃えるのだ。例えば「大悪をこれば大善きたる」(御書1300ぺージ)とは、前へ前へ、一切を価値に転じゆく智慧の生き方にほかならない

▼今の世相をいっそう暗くしているのも「きつい、うざい」といった人々の不満の気分ではなかろうか。何事も「愚痴の心に任せて」(同569ページ)できたものは、決して幸福につながらない

▼前向きであれ!断固と進め!そこに人生の勝利と幸福は輝く。この信仰の力で築かれたゆえに、創価の大城は不滅なのだ。( 薄 )

★本部第2別館が完成
 創立80周年へ記念事業進む
 晴れやかに竣工式を挙行

★わが友に贈る
 会場提供者
 未入会家族など
 支えてくださる方に
 「仏を敬うが如く」
 感謝の言葉を