きょうの聖教新聞  2009・9・6

★名字の言

▼文明の十字路トルコのイスタンブール。「この街では、イスラム教徒もキリスト教徒もユダヤ教徒も(中略)同じ地域の人間として、ともに生きてきた」(野中恵子著『寛容なる都』)

▼1453年、オスマン人のコンスタンチノープル侵攻で生まれた。しかし、彼らは、キリスト教の都を破壊しなかった。むしろ大切に保護し、その上に新たな文化を築いた。王朝や国が変わっても繁栄を続け、さまざまな背景を持つ人々が共に暮らしてきた。今も文化を大切にしようという心が息づく

イスラム教、仏教、ヒンドゥー教キリスト教などが、平和的に共存する国ーインドネシア。同国のワヒド元大統領と池田名誉会長との対談が月刊誌「潮」(10月号)で始まった

▼異なる文化・宗教が共存しゆく上で大事なことな何か。対談で、名誉会長は「対話」の重要性を指摘。その上で「(宗教は)教義においては妥協できなくとも、全人類の平和のためには、必ず協調できる」と。これに対し、元大統領は「対話は人々に人間の顔を与えることができる」との信念で応じた

▼平和のための人間主義の対話を、どっこまで貫いていくことができるか。どのような相手にも胸襟を開いた対話が、そのカギを握る。 ( 行 )

★世界の観光都市 アメリカ ラスベガスが池田SGI会長夫妻に「市の鍵」
 8・24 池田会長の入信記念日を「SGIの日」と宣言
 宣言書 「文明間対話に献身の62年」
 ラスベガス会館の開館式典で発表

★わが友に贈る
 向学の秋だ!
 御書を拝し
 良書に親しみ
 自己を深めよう。
 心豊かに新出発!