きょうの聖教新聞  2009・9・20

★名字の言

▼「百折錬磨」という言葉がある。さまざまな苦労を重ねるとの意味だ(『大辞林』)。将棋棋士の大山泰晴氏が、タイトルを失った時の思いを、この言葉に託して語った。「自己を磨くこと、それが『百折練磨』であり、負けても負けても立ち上がるのが『七転八起』」と

▼大山氏は「名人」18期をはじめ、通産80ものタイトルを獲得。50歳を超えてからのタイトル奪還もあった。棋上の激戦を幾度も経験した氏は「最後まで勝ちをあきらめない。いつしか、習性みたいになっている」と述べている(『勝負のこころ』)

▼負けた時にどう行動するかで、その人の真価が分かる。負けた時に勝つ原因をつくる人もいれば、勝った時に次の敗因をつくる人もいる。最初からずっと勝ち続ける人も偉い。だが、一度負けても、めげずに挑戦して次に勝つ。そのほうが、苦労も大きい分、偉大になれるのではないか

▼何があっても、「戦う心」だけは食い破られてはならない。池田名誉会長は語った。「勝っても負けても、生き生きと!-人生の勝敗は、途中で決まらない。最後に勝つ人が、真の勝利者なのである」と

▼日々、次の勝利を真剣に祈り、行動するー私たちの信仰は人生勝利の因をつくる崇高な実践である。( 敬 )

★知性の光学生部が新体制
 民衆のため民衆と共に戦う
 宮尾学生部長 芦原書記長
 大山女子学生部長  鹿野書記長

★わが友に贈る
 若き青年よ
 いよいよ出番だ
 熱きロマンと
 正義の声で
 次代を創れ!