きょうの聖教新聞  2009・9・19

★名字の言

▼「できれば、少人数の会合に参加させていただきたいのですが」。宗教学者ミュンヘン大学のミヒャエル・フォン・ブリュック教授が、学会の座談会への参加を希望した。「学会がどんな団体か、この目で確かめたい」。少人数の集いにこそ、その宗教の真実の姿があるからだと考えたからだ

▼教授は世界中の宗教を見てきたが、学会の座談会には驚いた。体験発表があると思えば、哲学の研鑽がある。堅苦しさが全くない。ユーモアがある。それでいて真剣さにあふれている。「こんな集いは見たことがない」と

▼牧口初代会長に、一人の青年が意見を述べたことがある。「座談会ではなく、もっと大規模な講演会形式にした方がいいと考えます」。牧口初代会長は言下に答えた。「それは違う。人生に対する問題は対話でなくては相手に通じない.講演だけでは、聞く方は他人事にしか感じないものだ。日蓮大聖人の『立正安国論』にしても問答の形式ではないか」と

▼座談会は一見、地味だ。だが、学会は創立以来、座談会での、膝と膝をつき合わせた対話から、勝利の波を起こしてきたのである。きょうも各地で座談会が開かれる。明るい歌声が、朗らかな笑い声が響き渡る。( 鉄 )

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